ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:生田斗真と清野菜名の交際続行が発覚。同棲スタートも!

清野菜名

『女性自身』が生田斗真(32)と清野菜名(22)のラブラブデートを報じた。

節分の午後8時すぎ、東京の寿司店に現れた2人は恵方巻でも食べたのか、約2時間の食事を終えると、タクシーに乗って生田の自宅マンションへ。さらに、数日後の朝10時半、生田のマンションから清野が仕事へ向かい、終了すると再び戻るなど、何度も出入りする姿が目撃されるなど同棲状態という。

2人の交際が初めて報じられたのは、2015年9月。それから1年半の間、愛を深めていたことになる。当時も現在も2人の仕事は順調。その陰には、アクションへのこだわりを持つ同志であり、愛する人との幸せな日々があるようだ。

■4位:三浦春馬とダンサー・菅原小春のペアルック写真が流出!

三浦春馬

『週刊女性PRIME』が、三浦春馬(26)と世界的ダンサー・菅原小春(25)のツーショットを発見し、目ざとく報じた。2人の交際は昨年9月に報じられていたが、本人からのコメントはなし。その後、昨年10月に菅原が三浦と思われる写真をアップしたが、すぐに削除されたため、交際の行方に注目が集まっていた。

今回ツーショットがアップされたのは、2月14日のバレンタインデー。さらに菅原のバースデーという大切な日だ。しかし、インスタグラムに投稿したのは2人ではなく、菅原の友人と思われる外国人男性。意図的なのか、それとも、うっかりなのか、真相は分からない。当然と言うべきか、すぐに削除されたが、写真の中には2人がペアルック姿でじゃれ合うものや、ベッドに寝転んだものもあったという。

三浦は現在、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演中で、11日に静岡県での公開生放送をこなした直後に、菅原のいるイギリスへ向かったとのこと。フットワークのよさに愛情の深さを感じるが、交際宣言はもう少し先になるのではないか。

■3位:三代目JSB山下健二郎が、金髪美女と3日連続デート

山下健二郎

『FRIDAY』が今をときめく三代目J Soul Brothersのパフォーマー・山下健二郎(31)のデートをスクープ。しかも「3日連続デート」という親密ぶりだ。

目撃されたのは1月下旬、スーパー「ライフ」の駐車場。山下が運転する車の助手席には金髪美女が座っていた。その後、2人はつけ麺店に向かい、食事を終えると山下の自宅へ入っていったという。さらに金髪美女は、3日連続で山下の自宅を訪れるアツアツぶりだった。

今や三代目JSBは兄貴分のEXILEを凌ぐ人気を誇り、トークの達者な山下は「岩田剛典(27)に次ぐブレイク候補」とされる有望株。3月スタートの配信連ドラで主演を務めることが発表されたばかりだが、レコード会社関係者は「いいお付き合いをしていると聞いています」、所属事務所も「プライベートは本人に任せています」と交際を否定しなかった。

ただ、夜でもサングラスを外さず、つけ麺店でもフードをかぶったまま。しかも黒マスクをつけていたら、かえって目立つだろう。

■2位:清水富美加、出家の裏に「父の会社が倒産」「母の再婚」

清水富美加

先週末から話題で持ち切りの清水富美加(22)出家騒動。連日ワイドショーで報じられ、週刊誌も次々に続報を出している。

面白いのは、能年玲奈の独立騒動で所属事務所と係争中で、幸福の科学とも裁判で争った過去がある、つまりどちらの味方でもない『週刊文春』の報道。所属事務所側は社長を直撃し、「争点はなく、対立はしていない。ソフトランディングに向けて協議を続けている」というコメントを引き出した。しかし教団側は、「事務所の体質は見逃せない。清水さんは心身に不調を来たし、ドクターストップがかかっている」と対決姿勢を見せる。『週刊文春』としては結論づけず、「どっちもどっち」という見方なのだろうか。

『女性セブン』は、清水の両親にクローズアップ。高校1年生のときに両親が離婚し、清水は父親と、2人の姉は母親と暮らしはじめたという。その後、清水は母親や姉と会っていたようだが、2年前に母親が再婚。一方、IT企業を経営していた父親は5000万円もの借金に苦しみ、清水も返済に協力したものの昨年11月16日に倒産してしまう。

今回の出家騒動は、そんな経済的な問題や複雑な家庭環境が影響しているのだろうか。「損害賠償額10億円」なんて報道もあり、出演映画の扱いも含めて、まだまだ終わりは見えそうにない。

■1位:やはり天才だった。芦田愛菜が超難関中学に連続合格!

芦田愛菜

「さすが芦田さん!」とでも言っているかのように、各誌が一斉に中学受験合格の詳細を報じた。

『FRIDAY』は、2月1日の朝7時半、千代田区内の名門私立女子中学を受験する様子に密着。同校は「偏差値69」とされる超難関だが、母親と手をつないで会場入りした芦田愛菜(12)は見事合格した。さらに、「同レベルの有名私立大付属校にも合格した」というから驚きは計り知れない。芦田が選ぶと見られているのは、芸能活動が可能な付属校。あくまで女優業と学業を両立させたいようだ。

一方、『週刊文春』と『女性セブン』は、芦田が通った塾に注目。夏期合宿では一日中勉強するなどのスパルタ指導で知られ、芦田は上位クラスのコースにも通っていたらしい。順位発表には別名を使うなどの配慮もあり、1日12時間もの猛勉強に打ち込めたという。

そもそも芦田は公立小学校に通う普通の小学生で、受験勉強に取り組みはじめたのは6年生になってから。一般的に「3年生からはじめなければ間に合わない」と言われるだけに、頭の良さと集中力に驚かされる。

これまで「なぜ膨大なセリフを覚えられるのか?」という疑問は多かったが、連続合格がその答えなのかもしれない。やはり本物の天才だった芦田愛菜。もう「子役は学校に行けないから勉強ができない」「世間知らずで将来が不安」なんて思われることはないだろう。

ただ、ランドセルを背負う姿をもう少し見せてほしい気もする。

□おまけの1本「石田純一が明かす元妻・松原千明"自殺未遂"の真相」

すみれ

『女性セブン』が、「ハワイで松原千明(59)が自殺未遂した」という噂を追求。元夫の石田純一(63)を直撃した。

石田は、「彼女が一時『私なんか死んだらいいんだわ!』と言って、おかしくなっていたのは事実です。その時はいろいろとありました。でも自殺未遂という話ではありません」と噂を否定。「親子ゲンカがこじれて言ってしまった」言葉だという。

事の発端は、娘・すみれ(26)の休業。昨夏、すみれはSNSの書き込みに対するバッシングが原因で精神的に落ち込み、芸能活動を休んでハワイで休養していた。そんな日々でケンカしたことが原因のようだが、それ以前から松原には心の闇があったらしい。

1999年に石田と離婚した松原は、すみれとハワイに移住。現地の語学教師と結婚し、長男(16)を出産したが、仕事を辞め、浪費と女遊びを繰り返した夫と2009年に離婚してしまう。さらなる苦境は、家庭内別居中にうつ病を発症したこと。苦しみながら何とか子育てしてきたが、すみれが芸能活動をはじめ、長男も父親のところへ行く機会が増えて、孤独感が増していったという。

ただ、大ゲンカ後、松原とすみれの関係は改善し、2月上旬に2人で来日。すみれがCM撮影で仕事復帰するタイミングに同伴しての帰国だが、楽しく過ごしているようでひと安心。逆に言えば、すみれの復帰がここまで遅れたのは、松原の精神面が心配だったからかもしれない。

■著者プロフィール

木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。