NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Note Mobile」は11.6型ディスプレイを狭額縁デザインで搭載し、B5クリアファイル相当のサイズを実現したモバイル特化型のノートPC。学生が毎日気軽に持ち歩ける「キャンパスモバイルデザイン」というコンセプトで企画されているが、ノートPCをヘビーに使い倒すビジネスマンや「モバイラー」にとっても魅力的なモデルだ。

今回、3月16日に販売が開始される本製品をいち早く試用する機会を得たので、特にモバイル性に重点を置いてレビューしていこう。

NECパーソナルコンピュータ「LAVIE Note Mobile」。直販モデルの「LAVIE Direct NM[Note Mobile]」は税別89,800円から購入可能。今回試したのは発売前の試用版。外観は製品版と同じだが、ソフトウェアが最終版ではないので仕様が異なる可能性がある

■試用機の主な仕様   [製品名] LAVIE Direct NM[Note Mobile]   [CPU] Intel Core i5-7Y54(1.20/3.20GHz)   [メモリ] 8GB(LPDDR3 SDRAM)   [グラフィックス] Intel HD Graphics 615(CPU内蔵)   [ストレージ] 256GB SSD(Serial ATA)   [光学ドライブ] なし   [ディスプレイ] 11.6型(1,920×1,080ドット)   [OS] Windows 10 Home 64bit   [サイズ/重量] W270×D178×H18.5mm/約904g   [直販価格] 税別130,800円(※3月16日15時まで2,000円オフ)  

Kaby Lake-Y搭載、店頭はスペック違いで3モデル

LAVIE Note Mobileはスペック的には、Core i5-7Y54/256GB SSD、Core m3-7Y30/128GB SSD、Pentium 4410Y/128GB SSDを組み合わせた3つのモデルが用意されている。採用されているCPUは、Kaby Lake-Yと呼ばれる低消費電力を重視したプロセッサだ。

メモリは全モデルで4GBのLPDDR3 SDRAMを実装。ストレージはSerial ATA接続のSSDで最上位モデルが256GB、ほかの2モデルが128GBを搭載している。

LAVIE Note Mobileには「NECダイレクト」で購入可能な直販モデル「LAVIE Direct NM[Note Mobile]」が用意されている。直販モデルは「Microsoft Office」がオプションだが、エントリーモデルに加えてメモリを8GB搭載しているハイスペックモデルがラインナップされており、無線LANを11ac(867Mbps)または11ac(433Mbps)のいずれかから選べる。スペックにこだわりたい方は直販モデルを購入しよう。

LAVIE Note Mobile(店頭モデル)の主なスペック
NM550/GA NM350/GA NM150/GA
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Core i5-7Y54 Core m3-7Y30 Pentium 4410Y
メモリ 4GB
SSD 256GB 128GB
ディスプレイ 11.6型ワイドフルHD液晶(1,920×1,080ドット)
無線LAN 11ac(867Mbps) 11ac(433Mbps)
本体サイズ・重量 W270×D178×H18.5mm/約904g
連続動作時間 約12時間 約13時間
カラー アクアブルー/パールホワイト
Officeアプリ Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
店頭価格 139,800円前後 124,800円前後 104,800円前後