貯蓄の目標額は人それぞれ。多くの人が「1,000万円貯められたらいいな」と考えているようです。貯蓄1,000万円は実現可能な金額であるものの、生活費の残りを何となく貯めているだけでは、なかなか達成できません。無駄を省いて計画的にお金を貯めていく必要があります。そこで今回は、1,000万円貯めた人が行っている節約術をご紹介しましょう。

貯蓄1,000万貯めた人はどのような節約をしてるの?

1.固定費を重点的に見直して節約している

1,000万円貯めた人がまず行っているのは、「固定費に無駄がないかどうか」のチェックです。固定費は、一度見直せばその節約効果がずっと続きます。そのため、長い目で見れば数十万円、数百万円単位での削減になることもあるのです。固定費を見直すことで、実際に月に数万円の節約に成功したという人もいるくらいです。住宅関連費や保険料、通信費などが毎月どのくらいかかるのか、その中で節約できるものはないか、確認してみましょう。

家賃の安い家に引っ越す、スマホのプランを換えるなど、固定費の節約は手続きが面倒ですが、そのために無駄なお金を払い続けるのは、もったいないことです。一度時間を作り、不要なサービスを解約したり、よりお得なプランに乗り換えたりしてみてください。

2.自炊や弁当持参で食費を抑える

もう一つ、1,000万円貯めた人によく見られる特徴が、食費を節約しているということです。食事は外食やコンビニばかりという人は余り多くありません。食費は出ていく機会も多いですが、その分工夫をすれば、節約の効果が現れやすいポイントでもあります。

外食を極力減らし、自炊を基本とする。夕食の残りのおかずを翌日のお弁当として持っていく。飲み物はペットボトルを買わず、家から水筒を持参する。このように、毎回の食事で節約できるポイントはいろいろとあります。一気に頑張ろうとするとストレスになってしまいますので、できることから始めるのがいいでしょう。それだけでも、月に数千円単位での節約が可能になるはずです。

また、生活が乱れていると、無駄な食費を使うことが増えてしまいます。夜更かしをして、翌朝寝坊で朝食や弁当を作る時間がなくなれば、その分コンビニに立ち寄ることや外食の頻度が高くなることも……。とにかく食費を削ろうとするのではなく、まずは規則正しい生活を心がけると、食費の節約はうまくいくでしょう。

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