薄型軽量かつ高性能CPUを搭載しながら、実測で15時間を軽々と越すバッテリ駆動時間を実現した東芝のコンバーチブルPC「dynabook V82/B」。2軸ヒンジ機構による360度回転するディスプレイや、紙に限りなく近づいたアクティブ静電ペンの書き心地、指紋センサーや顔認証センサーへの対応、お急ぎ30分チャージの搭載など、ユーザーの利便性を高める機能が数多く搭載されており、ノートPCに関する長い実績を持つ東芝の本気をうかがうことができる。

特筆したいのは価格。dynabook Vシリーズの店頭向けモデルは、CPUやストレージなどの違いで4機種ラインナップしているが、全機種でインタフェースやサイズ&重量、駆動時間などは同等となっている。Core i5やCeleronを載せたモデルは実売で税別16万円前後と、最上位となる本機より4万円ほど安く選びやすい。

本体のデザインも洗練されており、堅牢性も高いので、長く大切に使い続けたいというユーザーにはぴったりだと言えるだろう。特にメインマシンの環境を出先でも軽快に使いたいという人には、ぜひ注目してほしい製品だ。

ノートとしてもタブレットとしても完成度の高い2in1 PC「dynabook V82/B」

詳細スペック
製品名 dynabook V82/B
CPU Intel Core i5-7500U(2.70/3.50GHz)
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPU内蔵)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.5型ワイド(1,920×1,080ドット)
通信機能 IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1
インタフェース USB 3.0、Thunderbolt 3(USB Type-C)、マイク入力/ヘッドホン出力端子
OS Windows 10 Home 64bit
バッテリ駆動時間 約17時間(JEITA 2.0)
本体サイズ/重量 W299×D219×H15.4mm/約1,099g