実家暮らしは、住居費や生活費が余りかからないからこそ、貯められるうちにできるだけ貯金を頑張っておきたいですよね。やはり、実家暮らしの人は一人暮らしの人に比べ、貯蓄をするのに恵まれた環境であると言えます。そこで今回は、実家暮らしで貯蓄1,000万円を目指すためのポイントや具体的な方法を解説してみました。

実家暮らしの人が貯蓄1,000万円を目指すには?

まずは年間100万円を目指そう

人生にはお金の貯め時がありますが、社会に出て実家で暮らしている段階は、最も貯められる時期でしょう。特に、一人暮らしをすると家賃が家計の大きな割合を占めますが、それがないのは貯蓄をする上で大きなアドバンテージとなります。家にお金を入れているとしても、自由に使えるお金がありながら、貯蓄もできる状況を生かして、しっかり貯めていきたいところです。

20代や30代前半といった、若いうちから貯蓄1,000万円を達成している人のうち、実家暮らしの強みを生かしたという人は大勢います。一方、好きに使えるお金はあるだけ使ってしまい、全く貯蓄をしていない人も。実家暮らしの人は、自分の意識次第でしっかり貯めることができますので、計画的に貯蓄をしていきましょう。 年間100万円の貯蓄も、実家暮らしであれば、十分実現可能な目標です。例えば、毎月7万円ずつと年2回のボーナスから8万円ずつでちょうど100万円になります。毎月7万円は、一人暮らしの家賃にも相当する金額。その分を貯金できると思えば有り難いことですね。

収入によっては、もっと貯蓄できると思う人もいれば、毎月7万円は厳しいという場合もあるかもしれません。それなら、給与の35%~40%の貯蓄を目標にしてみましょう。いずれにしても、毎月の目標金額を設定して貯めていけば、おのずとお金は貯まっていきます。

ここで1つだけ注意したいのは、「お金を余らせて貯金しよう」とは思わないこと。貯蓄を成功させるには、「先取り貯蓄」といって、給与が振り込まれたら別口座へ天引きさせる仕組みを作ってしまうことが大切です。勤め先の会社にあれば「財形貯蓄制度」、あるいは銀行の「自動積立定期預金」を利用してみましょう。

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