フランス生まれの冷凍食品専門店として、2016年の日本上陸以来、人気を博している「ピカール」。1月20日、3号店となる中目黒店がオープンする。今回は、プレス向け内覧会で一足先に店舗を取材。店内の様子に加え、店舗に登場した新商品や、これまでの売れ筋商品ランキングも紹介する。

「ピカール中目黒店」がオープン

品不足で、1カ月半以上遅れてのオープン

定番商品の「サーモンのパイ包み焼き」(2,980円)

37坪ほどのスペースに、約200種類の商品をとりそろえる同店。既に営業を開始している青山骨董通り店や麻布十番店と同様、「クロワッサン」(780円)や「フォアグラスライス」(980円)、それに「サーモンのパイ包み焼き」(2,980円)など定番商品がずらりと陳列されていた。

37坪ほどのスペースに約200種類の商品が並ぶ

店内には、帰宅後すぐに商品が楽しめるよう、オーブンレンジが設置され、「商品に合うもの」として厳選した、15種類ほどのワインも販売されている。

店内には15種類ほどのワインが。商品とワインの相性を確かめることの出来る「ワインと料理のマリアージュ」も設置されている

ピカールは、2016年11月に1号店がオープンしてからというもの、売り上げが予測を超える状況とのこと。もともと12月オープンを予定していた中目黒店も、品不足で開店準備が進まず、年を越しての開店になったという。

1月末にかけて、スープ類の新商品も続々発売

「ズッキーニとシェーブルチーズの薄生地タルト」(580円)

いずれの店舗でも品ぞろえは変わらないとのことだが、新商品のコーナーができていたので紹介しよう。コーナーに並べられていたのは、タルトやパニエ、ミニスティックケーキなど、パーティーやちょっとしたおもてなしに使えそうなものばかりだ。

新商品が陳列されたコーナー

このうち、「ズッキーニとシェーブルチーズの薄生地タルト」(580円)、「ポロネギのタルト」(580円)、それに玉ねぎとオリーブ、アンチョビを使った「ピサラディエール」(780円)は、あらかじめ温めたオーブンで10分もしくは20分焼き上げれば完成。

左から「ポロネギのタルト」(580円)、「ピサラディエール」(780円)

「シェーブルチーズのパニエ」(780円)には、2種類のやぎのチーズ、シェーブルチーズを重ねてパイ生地で包み揚げたパニエが4つ入っている。

「シェーブルチーズのパニエ」(780円)

さらに、オーブンがなくても、電子レンジで加熱すれば楽しめる「ミニスティックケーキ チーズソース付」(1,280円)は、ちょっとしたおやつや、おつまみに良さそう。ブラックオリーブ入り、バジルソース入りの2種類のスティックケーキにチーズのディップを付けて味わおう。

「ミニスティックケーキ チーズソース付」(1,280円)

同社によれば、1月末にかけてスープ類などの新商品を発売していくという。その後も毎月新しい商品が登場する予定だ。

売れ筋の商品は? ランキングで発表!!

同内覧会では、2017年1月19日時点での売り上げランキングも発表された。最も人気を集めた商品は「クロワッサン」だったという。

「クロワッサン」

次いで「食いしん坊のミニエクレア(ピスタチオ、フランボアーズ、チョコレート、レモンメレンゲ)」、「エスカルゴのブルゴーニュ風」、「4種類のマカロン」、「3種類のチーズのミニピッツァ」と続いている。

「食いしん坊のミニエクレア(ピスタチオ、フランボアーズ、チョコレート、レモンメレンゲ)」

「エスカルゴのブルゴーニュ風」

左から「4種類のマカロン」、「3種類のチーズのミニピッツァ」

6位は「牛ひき肉のパルマンティエ」、7位は「モアローショコラ」、8位は「そば粉のガレット」、9位は「白トリュフのタリアテッレ、クリームソース」、10位は「ミニクロワッサン」となっている。

左から「牛ひき肉のパルマンティエ」、「モアローショコラ」「そば粉のガレット」

「そば粉のガレット」

左から「白トリュフのタリアテッレ、クリームソース」、「ミニクロワッサン」

2016年の年末にかけては、クリスマスシーズンということもあり、パーティー商品が好評だったが、2017年に入ってからは、電子レンジで温めればすぐに食べられるような、総菜商品が人気なのだとか。

当面は首都圏を中心とした店舗展開になるとのことだが、ピカールを運営するイオンサヴールの小野倫子 代表取締役社長は「より広く商品を楽しんでもらえるよう、チェーン展開を目指していく」と意気込んでいる。オンラインショップと併用しながら、ぜひ店舗に足を運び、商品を手に取ってみてほしい。

※記事中の情報・価格は2017年1月取材時のもの
※価格は全て税別