【レビュー】

閲覧注意レベルの汚キーボードをプロが華麗に大掃除した

1 8年手付かずの汚キーボード

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閲覧注意レベルの汚キーボードを手に入れてしまった(クリック要注意)

2016年もいよいよ年の瀬を迎えた。例年この時期に、1年間の汚れが溜まったキーボードを掃除することにしているのだが、今年はかなり掃除しがいのあるキーボードが手に入ったため、せっかくなのでキーボードのプロに掃除術を尋ねてみることにした。

今回、キーボードを始めとしたPC周辺機器の製造・販売を手がけるアーキサイトを訪問。キーボードをはじめとするHIDデバイスの企画開発を担当する木村氏に、「これが掃除する予定のキーボードです」とブツを披露したところ、木村氏が絶句した。

そのキーボードは筆者が知人から最近引き取ったもので、8年間酷使しながら一度も掃除したことがないという、ある意味レアである意味アレなキーボードだった。引き取った際は気付かなかったが、陽の光のもとで眺めてみると、廃墟を彷彿とさせるハイレベルな汚れ具合である。

キーボードを検分する木村氏。アーキサイトの製品企画部 プロダクトマネージャーで、仕事に限らず、国内外のキーボードを趣味でいじるのが好きだという大のキーボード好き。お気に入りのキーボードは「Apple Macintosh Keyboard」

「ちょっと見せてくださいね……」とおもむろにキーを引き抜き始める木村氏。すると……

超絶汚かった

木村氏も筆者もその汚さに驚嘆した後、キーボードを見ながらしばし黙った。掃除自体は自分で行う予定だったが、しばらくして木村氏が見かねたのか、「ここまで汚いと、逆に気合い入りますね。私が掃除しましょう!」と一言。東プレ(REALFORCE)然り、PFU(HHKB)然り、筆者の知る限りキーボードメーカーの中の人はキーボードに対して驚くほど愛情深い人が多いが、木村氏もその一人なのだろう。

アーキサイトの入り口。近くには独自ブランド「ARCHISS」(アーキス)のキーボードが展示されていた

ということで、ひょんなことから実現した、プロの手による華麗なキーボード掃除の様子を紹介していこう。

1・キーボードの写真を撮る

キーボード掃除を始める前に、まずキーボードの外観を撮影しよう。キーを外して掃除したのち、後でキーをはめ込む際、配列を参考するため必要になる。意外と配列は覚えていないものだ。

キー配列はメーカーのサイトに載っている場合もある(どちらかというと載せているメーカーの方が主流だ)。手持ちのスマートフォンで写真を一枚撮っておく方が後から見返す際に手間がかからないが、撮り忘れた場合はメーカーのサイトからダウンロードしよう。

使ったモノ……スマートフォンのカメラ
プロの視点……「後ではめ込む時、配列は意外と覚えてないんですよね」

こちらが知人から引き取ったキーボード現物。ひとまず写真を撮影

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インデックス

目次
(1) 8年手付かずの汚キーボード
(2) 2・キーを外していく
(3) 3・キーを水洗いする
(4) 4・本体の埃を取る
(5) 5・本体の汚れを掃除する
(6) 6・浸していたキーを乾かす
(7) 7・写真を見ながらキーを入れる【通常キー】
(8) 8・写真を見ながらキーを入れる【ロングキー】
(9) お掃除完了!

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