デジカメ顔負け!? 話題の合体スマホ「Moto Z」の写真画質を徹底チェックする

スマートフォンとは何か?

最初はおそらく"電話+α"という立ち位置からスタートしたのだと思うが、現代においてはむしろ電話機能がオマケになってしまった感すらある。時計、カメラ、音楽プレーヤー……とにかくスマートフォンはできることが多すぎるし、人によって重視する機能もまちまちだ。

中でも特に多くの人が愛用しているのが、「カメラ」と「音楽プレーヤー」機能ではないだろうか。筆者自身もスマートフォンを持ち始めてから、あれほど携帯していたiPodを持たなくなり、デジタルカメラも仕事で使うくらいになってしまった。

ただ、カメラにせよ音楽にせよ、趣味として楽しんでいる人からすればスマートフォンではまだ質に不満があるのも事実。スマートフォンのカメラはそもそもの画質がいまいちで、デジタルズームではより画像が荒くなる。また、スピーカーの音質も決して良いとはいえない。

前置きが長くなってしまったが、そうした趣味人にとっても注目のスマートフォンが登場した。

それがモトローラの「Moto Z」である。

一見するとごく普通のスマートフォンだが、こいつがすごいのは拡張機能。「Moto Mods」と呼ばれるモジュールを付け替えることで、本格的なカメラやスピーカーに変身するというのだ。

モジュールはカメラ、スピーカー、バッテリー、カバーといくつかあるが、今回はカメラモジュールを重点的に試してみることにした。