筆者は普段、Macでは日本語入力にATOKを利用している。
ATOKは、Windowsを使っていた頃からの付き合いで、iPhoneにも導入している。残念ながら外部キーボードを用いているiPadでは、iOSの制約から、ATOKではなくAppleの日本語入力を使用せざるを得ないが、さほど大きなストレスではない。
Touch Bar搭載のMacBook ProでATOKを選択すると、Appleの日本語入力を使用している際に表示されていた文字種選択のキーは表示されない。変換候補や予測候補も表示されないことから、Touch Barの中央部には何も表示されないボックスが3つ並んでいるだけになる。 Controlキーを用いたショートカットを使っている理由から、ファンクションキーを表示させておく必要性も特になく、何も表示されないTouch Bar、という状態のまま使っている。
今までとさほど変わらないため、もちろん不便はないが、せっかく搭載されたTouch Barが何も使われないまま、というのもどことなく勿体無い気がしてしまう。
ちなみに、文字入力はTouch Barの「キーボード」関連の機能を開いている状態となっており、これを閉じておくこともできる。Appleの日本語入力を使っているときも、文字種変換や予測変換を使わないときは、閉じておいた方が良い、という人もいるだろう。
キーボードのバーを閉じておくことによって、例えば文字の装飾ボタンにすぐにアクセスできたり、そのほかのアプリ特有の機能を表示しておくことも可能だ。
