【レポート】

Touch Barと日本語入力 - 松村太郎のApple深読み・先読み

1 ファンクションキーで全角/半角のカタカナ/英数字入力の選択を効率化する

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新しいMacBook Proを使い始めるにあたり、おそらく半分以上の人々が気になっているのは、ファンクションキーで全角/半角のカタカナ/英数字入力の選択ができなくなってしまうじゃないか、という点ではないだろうか。

結論から言えば、ファンクションキー派であっても、慣れれば大きな心配はいらなくなるはずだ。そのためのいくつかの解決策を示しておこうと思う。

日本語入力中、文字種を直接選ぶことができるよう、Touch Barには左から、ひらがな、カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字の順で候補が表示され、それをタップすると入力部分が選択した(無)変換候補で未確定状態になる。

Touch Barには左から、ひらがな、カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字の順で候補が表示される

入力する文字数に関わらずTouch Bar上での全角/半角のカタカナ/英数字ボタンの位置は固定されているため、あまり迷わずに思った(無)変換候補を選択できる。その代わり、最大で表示される文字数は4文字までで、あとは省略となる。

実際のキーボードの位置と比較すると、若干中央寄りに表示されてしまうことを許容すれば、だんだん選択も素早くなっていくだろう。ただし、キーの分かれ目や打鍵感がないことは、使いにくさを覚えてしまうかもしれない。

ファンクションキーで全角/半角のカタカナ/英数字入力の選択をしたいときに起こる問題の解決策は2つある。

1つ目は、Touch Barにファンクションキーを表示してしまう方法だ。システム環境設定のキーボードの設定項目で、「ファンクションキー」の項目にアプリを追加することで、そのアプリを操作しているときは、ファンクションキーが常に表示されるようになる。

Touch Barを通常のファンクションキーとして利用する

まだファンクションキーをサポートしていないアプリや、すでにファンクションキーに機能を割り当てているアプリを使用する際に用いるオプションだが、アプリ内で日本語入力をしているときには、もちろん(無)変換候補の選択に使用することができる。

これなら、今までのキーボードと同じ感覚で、ファンクションキーのF6からF10を用いた(無)変換候補選択を行うことができるようになる。ただし、物理的なキートップがなく打鍵感もない。やはりTapTic Engineなどによるフィードバックが追加された方が使いやすくなる気がする。

2つ目の解決策は、1つ目より時間がかかるものだが、Controlキーを用いたショートカットを覚えることだ。

筆者もそうだが、普段はファンクションキーによる文字種の確定以上に、Control+J、K、L、;、:(日本語キーボードの場合)を用いたショートカットで(無)変換候補の選択をし行っている。

と言っても、日本語入力の場合、Shiftキーを押しながらアルファベットを入力すると自動的に半角英字モードになるオプションのおかげで、基本的には半角カタカナが必要な時と、誤って全角になってしまった数字や、小文字の英単語を半角英字にする時に使う程度でしかないが。

前後の文脈に応じて、予測入力の候補が表示される

ちなみに日本語の入力を確定させたり、入力モードを英語にすると、前後の文脈に応じて、3つの単語が予測入力の候補として表示される。この点はiPhoneやiPadの使い勝手と同様だ。また、カーソルを動かしていくと、その箇所の再変換をTouch Barから選ぶことができる。

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インデックス

目次
(1) ファンクションキーで全角/半角のカタカナ/英数字入力の選択を効率化する
(2) Touch Barサポートが待たれるATOK
(3) ほかの用途に期待するとすれば
(4) Touch Barの目的を改めて考える

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