【レポート】

ファミマとライザップが糖質オフで協力! 味に“コミット”で狙う潜在需要

1 競争激化の糖質オフ市場、差別化ポイントは?

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ファミリーマートとライザップ(RIZAP)は、共同で開発した低糖質商品を発売する。両社が流行りの“糖質オフ”で協力したのは、健康をテーマとするコラボレーションの第一歩という位置づけ。コンビニ業界ではローソンが低糖質商品で先行するが、ファミリーマートとライザップはコラボレーションで何を目指すのだろうか。

コラボ商品の発表会に登場した(左から)ファミリーマートの澤田貴司代表取締役社長、司会の生島ヒロシさん、ライザップの瀬戸健代表取締役社長。両社のコラボレーションを“ファミザップ”と名づけた生島さんは、ライザップで減量に取り組んだ経験を持つ

“おいしさ”と“低糖質”の両立で議論白熱

両社が11月22日に発売するのは、パンやデザートといった9種類の商品。全国のファミリーマート・サークルKサンクス(一部を除く)で取り扱う。

両社の発表によると、コラボ商品では「糖質を抑えながらもおいしさにコミット」するという。商品開発の現場では、“おいしさ”にこだわるファミリーマートと“低糖質”で譲れないライザップが「バトル」(澤田社長)して商品の構想を詰めていったそうだ。「(糖質オフ商品には)おいしいものがない」と感じていた瀬戸社長も、おいしさにこだわるファミリーマートとのコラボ商品には手応えを得ている様子だった。

開発現場では議論が白熱したというコラボ商品。パン、デザート、焼き菓子、飲料で計9種類を発売する。例えばパンの「RIZAP ブランロール」(テーブルの手前右側)は糖質14.2グラムで、価格は110円だ

両社には、コンビニのような日常的に利用する店舗において、おいしくて気軽に買える糖質オフ商品を取り扱うことにより、潜在的な需要を開拓できるとの考えがあるようだ。「マーケットは確実にある」と澤田社長は自信を示す。ローソンも糖質オフ商品には注力しているが、澤田社長は商品開発の経緯を踏まえつつ、コラボ商品の「おいしさ」が先行他社との差別化ポイントになると語った。

今回のコラボレーションは、2016年10月に業務提携を結んでいるファミリーマート、ライザップ、伊藤忠商事の3社の関係から発展したものだ。きっかけとなったのは、自身もライザップを利用している伊藤忠商事の岡藤正広代表取締役社長による働きかけだったようだが、ファミリーマートとライザップは、互いの強みをいかせると同時に、双方でメリットを享受できるとみて協業を具体化させたらしい。

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目次
(1) 競争激化の糖質オフ市場、差別化ポイントは?
(2) 双方の強みとメリットが合致
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