CrystalDiskMark 5.2.0で公称を上回るシーケンシャルリードを記録

今回のテスト環境は、以下に示した通りである。比較のために、Samsung SSD 950 PRO 512GBでもベンチマークテストを行った。また、NVMeドライバとして、Samsung NVMeドライバ 2.0を導入している。

CPU : Intel Core i7-6700K(4GHz)
マザーボード : ASUS Z170-K(Intel Z170 Express)
メモリ : DDR4-2333 16GB(8GB×2)
システムドライブ : Samsung SSD 840(250GB)
OS : Windows 10 Pro 64bit

定番の「CrystalDiskMark 5.2.0」の結果から見ていこう。960 EVO 1TBのシーケンシャルリード速度は3,371MB/秒であり、公称値を上回った。SSD 950 PRO 512GBのシーケンシャルリード速度は2,587MB/秒で、3割以上も960 EVOが高速だ。

960 EVO 1TBのシーケンシャルライト速度は1,943MB/秒と、こちらはほぼ公称値通り。950 PRO 512GBのシーケンシャルライト速度は1,535MB/秒で、960 EVO 1TBのほうが2割以上高速だった。

また、960 EVO 1TBは、シーケンシャルアクセスだけでなく、ランダムアクセスも高速である。4KB(Q32T1)ランダムリード速度は796.4MB/秒、4KB(Q32T1)ランダムライト速度は740.5MB/秒であったのに対し、950 PRO 512GBの4KB(Q32T1)ランダムリード速度は742.1MB/秒、4KB(Q32T1)ランダムライト速度は433.8MB/秒。ランダムライト速度は、950 EVO 1TBのほうが7割ほど高速だ。

CrystalDiskMark 5.2.0の結果

Samsung SSD 960 EVO 1TB

Samsung SSD 950 PRO 512GB