9月16日にiPhone 7/7 Plusが発売され、早1カ月半。皆さんは買いましたか? 筆者は買っていません。だって、4月にiPhone SE買っちゃったから。片手で使えるサイズで取り回しがいいし。ジェットブラック? 知りませんよ。

巷のジェットブラックフィーバーに目を向けることなく、相変わらずiPhone SEを使っていた筆者。

しかしである。

先日、公開された記事「『傷つきやすい』は本当? iPhone 7のジェットブラックを裸で40日間使ったら……」を読んで、ジェットブラックのiPhone 7がちょっと、いや、かなり欲しくなった。深い光沢でなおかつグラマラスな黒は女性が持っても格好良さそうだ。

ジェットブラックのiPhone 7(右)とiPhone 7 Plus(左)。とりあえずiPhone 7が欲しい

だが、残念ながら記事でも指摘されていたようにジェットブラックの出荷日はiPhone 7の場合で2~3週。11月上旬現在もその状態は変わらない。そして何より致命的なのが11月上旬現在、筆者の懐がさびしくiPhone 7を購入できる余裕がないという点だ。

よし、こうなったらiPhone 7 ジェットブラックを自作しよう。

iPhone SEだって自作できた。7のジェットブラックだって作れるはず。

Appleのサイトによると、ジェットブラックは9段階の酸化被膜処理と研磨加工によって生み出されているという。一般家庭での自作でそんな複雑な処理は正直難しい。しかし、テクノロジーのノウハウや設備はなくとも、違うアプローチでぜひあの漆黒を再現していこうと思う。

光沢を出すため磁化した鉄粒子の溶液を使って酸化被膜を磨き上げているところ。一般家庭ではとうてい太刀打ちできない技術だ