UPQは1日、蔦屋家電店頭およびECサイト限定販売の65インチ4Kディスプレイ「Q-display 4K65 Limited model 2016/17」を発表。11月1日15時から予約を受け付け、15日から順次発送する。価格は送料込で149,000円(税別)。100台の数量限定となっている。

Q-display 4K65 Limited model 2016/17と中澤氏

UPQ CEOの中澤優子氏は今回の目標として「本当の意味での『製販一体』」と述べたのち、UPQの理念や販売の経緯を紹介した。

UPQ CEOの中澤優子氏

冒頭いきなり「製販一体」と挑戦テーマを掲げた

UPQのこれまで。家電ベンチャーで店舗販売できるのかも不安だったというが、現在のべ255店舗に(期間限定等も含む)

UPQのポリシーは消費者が選ぶであろう「機能×価格×付加価値+α」。大手ではまずできないシーズンカラーの採用で差別化を図った

UPQ BIKEに予想超えの注文

UPQ BIKEの販売開始によってバイクの専門販売店での取扱が増えたことで、のべ255店舗での販売に拡大したと前置きし、そのUPQ BIKEは元々「3カ月で1台動けばいいだろう」と思っていたところが1週間に5~10台も売れるような商品となったという。

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また家電量販店で売れるとは思っていなかったが、フタを開けてみると家電量販店で多く売れており、特に蔦屋家電では「予約開始から30分で17台予約が入った」と担当者の予想を超える状況になったそうだ。

UPQは「家電ベンチャー」としてスペックや価格、付加価値のバランスを考え、さらに遊び心ととびぬけたワンポイントで「次に何をやってくれるのか?」という期待感を高めるブランディングを行っている。それがシーズンカラー(1st:Blue x Green、2nd:navy & red)であったり、"家電"ベンチャーとうたいながら「電気が通れば対象」と電動バイクを発売する懐の深さに繋がっている。