ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:水野美紀が交際3カ月でスピード婚。公私ともに絶好調

水野美紀

女優業に挑むストイックな姿勢から、一部で「結婚しない女」とも言われていた水野美紀(42)が、イラストレーター兼俳優の唐橋充(39)と電撃結婚。2人は知人の紹介で3月に出会い、水野が42歳の誕生日を迎える8日に婚姻届を提出するという、交際3カ月でのスピード婚だった。

唐橋は『仮面ライダー555』で知名度を上げたほか、舞台出演やイラストレーターとしても活躍。長髪にメガネ、ヒゲが似合うクリエイター系のワイルドイケメンとして知られる。

水野は報道を受けた18日、笑顔の絵文字をツイート。連ドラ出演が続くほか、主宰劇団では脚本・演出もこなすなど公私ともに絶好調と言える。放送中の『黒い十人の女』では、ドラマプロデューサーと不倫する売れない舞台女優を演じているが、私生活では真逆なのが面白い。

■4位:加瀬亮と戸田恵梨香が破局! 早くも次の熱愛に注目が集まる

戸田恵梨香(左)と加瀬亮

加瀬亮(41)と戸田恵梨香(28)が8月までに破局していたことが分かった。2人はドラマ『SPEC』シリーズでの度重なる共演をきっかけに昨年末から交際。その後も「結婚に向けて順調か」とも言われていたが、ひそかに終わりを迎えていた。破局の理由は、価値観の違いが埋められなかった。自然消滅やケンカ別れではなく、「話し合いの結果、友人関係に戻ることを決めた」という。

戸田は、かつて松山ケンイチ(31)、二宮和也(33)、村上信五(34)、綾野剛(34)、田中聖(30)、勝地涼(30)との熱愛報道があった恋多き女優。40代の加瀬と交際したことで相手年齢の幅がグッと広がったため、早く次のスクープを狙っている芸能記者は多い。共演者のほとんどが、相手候補としてマークされるだろう。

■3位:セカオワ・Fukaseと益若つばさが合同誕生会。いよいよ結婚か!

Fukase(左)と益若つばさ

『FLASH』が報じたのは、SEKAI NO OWARI・Fukase(31)と益若つばさ(31)の合同誕生会。何と2人は「同じ1985年10月13日生まれ」という運命のカップルであり、都内のバーベキュー場に約100人が集まって誕生会が行われた。

夕方スタートのバーベキューには、8歳になる益若の子どもも参加。春にも一緒に花見を楽しむ姿が目撃されていたが、この日もFukaseに抱き抱えられるなど、かなりなついているという。

交際宣言から1年になるだけに、2人の結婚はあるのか? 「益若が子どもの気持ちを考えて慎重になっている」と言われていたが、合同誕生会での姿を見る限り、その日は遠くないのかもしれない。2人の子どもを妊娠する可能性も含めて、しばらくは記者たちの密着が続くだろう。

■2位:石原さとみと山下智久が超厳戒、自宅マンションデート

石原さとみ

『女性セブン』が大物2人のデートを報じた。10月中旬の23時すぎ、新幹線で大阪から品川に異動した山下智久(31)は、待たせていた車で石原さとみ(29)の住むマンションへ。2人はすでに交際していて、超厳戒態勢でお互いの自宅を行き来しているという。 急接近のきっかけは、昨年放送された『5→9~私に恋したお坊さん~』での共演。今年5月には、山下の自宅マンションで開かれたホームパーティーに石原が参加した様子が報道され、その後の行方に注目が集まっていただけに、今回の報道に「やっぱりそうなの?」という失望の声も多い。

山下も石原も、これまで「共演者キラー」と呼ばれてきただけに、ある意味納得なのだが、もともと異性との距離感が近い2人だけに、「ただの友人では?」という声も根強い。ただ、石原がこれまで噂になってきたのは、滝沢秀明(34)、佐藤健(27)、小栗旬(33)、長谷川博己(39)、岩田剛典(27)と、芸能界屈指の超イケメンぞろい。それなら山下との関係も……「つき合っているとしても長続きしないだろう」という見方が大勢を占めている。

■1位:コブクロ・小渕健太郎の不倫が次々に発覚! セックス依存症説も

『週刊新潮』が今年デビュー15周年を迎えたコブクロ・小渕健太郎(39)の不倫をスクープした。小渕はコブクロ結成前の1997年に中学校時代の同級生と結婚。男女の双子に恵まれ、幸せな夫婦生活を送っていると思われていたが、その裏で強烈な性欲を見せていたらしい。

1人目は、30代前半のタレント。小渕とは2004年に出会い交際がはじまったが、ある日、既婚者であることを明かされたという。2人目は、大阪・北新地のホステス(38)。2009年秋にツアー中の小渕が来店し、朝まで飲み明かしたあとベッドインしたらしい。

騒動はさらに終わらない。その他のメディアも、「小渕はプロモーションで訪れた全国各地で、地元のタレントや女子アナ、スタッフや記者などと関係を持っていた」「小渕が手当たり次第、女性に手を出していたのは有名な話」などの追加報道を出したのだ。ゲス不倫どころか、「セックス依存症では?」なんて声も見られた。

ゲスやファンモンとは異なり、現在進行形の不倫は報道されていないため、大事には至らないだろう。しかし、コブクロの楽曲は大半を小渕が作詞・作曲しているだけに、ファンは悲しんでいるのではないか。

□おまけの1本「ラモス瑠偉がアラフォーOLと車中不倫キス」

不倫報道は、サッカー界にも及んでいる。『女性自身』が報じたのは、ラモス瑠偉(59)の「車中不倫キス」。女性2人と高級焼肉店で食事をしたラモスは、その後タクシーに乗り込み、1人の女性に顔を近づけて何度もキスしたのだ。その女性は吉田羊(42)似のスレンダーなアラフォー美女で、「ラモスが最近ずっと口説いていた」という。

ラモスは、5年前に最愛の妻・初音さんを亡くし、失意の日々を送っていたが、昨年11月に20歳下の一般女性と再婚。今回の行為は不倫にあたるのだが……記者の直撃を受けたラモスは、「キスはほっぺ」「彼女は恋人なんかじゃない」「(不倫は)あり得ない、絶対!」と全面否定。さらに、「(奥さんは初音さんの)三回忌が過ぎてからマジメに付き合うようになった。再婚するまで約3年間ずっと待ってくれたんだ。ボクには奧さんしかいないんだよ」と愛を誓った。妻への愛は間違いないのだろうが、他にも愛があるということか。相変わらず不倫に厳しい視線が集まる中、ラモスなら「ラテンのノリだから」で許される気も。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。