片付けやラッピングの情報提供にもアプリを活用

実際のラベルプリントは、アプリ内に用意されている豊富なテンプレートから用途に合ったものを選んで、例文の単語を変更するだけで作成可能だ。

テンプレートは「整理収納」「書類整理」「ネーミング」「ギフト・ラッピング」の4つにカテゴライズ。それぞれ、写真と文章で紹介されているラベル活用法を見ながら、どんなラベルなら使いやすくて、オシャレで愛着がわくか、ユーザーが考えながら選んでラベルを作っていく。初回は40種類のラベル活用法を収録しているが、順次追加していくことも検討中とのこと。

ラベルは4つのカテゴリに分かれたテンプレートから選んで作れる。もちろん、テンプレートを利用しないオリジナルラベルの作成も可能

また、アプリの中には暮らしに関するコラム「TOUCH MY LIFE ラベリングコラム」のコーナーが設けられており、整理収納アドバイザー1級の小川奈々さん、サチさん、小林尚子さん、wrapping school主宰の山田てるみさん、計4人のコラムが読める。

アプリの中に、PT-P300BTをより便利に、そして暮らしが楽しくなる情報を集めたコラムも用意

発表会の会場には、小川奈々さんと山田てるみさんの2人が駆けつけ、トークセッションを行った。小川さんは、「移動中に思いついたデザインや文言をスマホですぐに編集できる。宝物になると思う」とコメント。山田さんは「ギフトは人の心に入っていく温かいもの。メッセージを添えれば掛け替えのないものになるはず」と語った。

トークセッション中の山田てるみさん(左)、小川奈々さん(中央)、ブラザー工業 ES企画グループ チーム・マネジャーの廣瀬扶美子さん(右)

また、メディア向けの製品発表が終わると、別フロアにて10名のインスタグラマーを集めての体験会も催された。ラベルをセットするところから自分たちで作業し、スマートフォンにアプリ「P-touch Design&Print」をインストール。名前や文言を入力して、ラベルにしてプリントアウトした。それをラッピングした紙袋にオシャレに添えるなど、PT-P300BTの機能を堪能する体験会となっていた。

体験会の様子。始まったばかりのところ。集まったインスタグラマーの合間を縫って、ブラザーのスタッフやメディアの人間が説明したり、撮影したりという光景だ

会場に展示されたラベリングやラッピングの例。そういえばもうじきハロウィンだ

体験会はPT-P300BTの本体にテープをセットするところから作業が始まる

お菓子を入れた紙袋にラベルテープを利用して簡単にラッピングした例

参加者に手取り足取り説明するwrapping school主宰の山田てるみさん