7月クールのTBS火曜ドラマ『せいせいするほど、愛してる』では、ヒロインを心から愛するまっすぐな男性を演じて大きな反響を呼んだ、中村蒼。10月クールのテレビ東京系ドラマ『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(10月8日スタート 毎週土曜24:20~)では、芸能界の事件を解決するためにアイドル・グループになって潜入捜査を行う、主役の辰屋すみれを演じる。

これまでにも様々な作品に出演し、確かな演技で作品をつくりあげてきたが、大きな注目を受ける時期にある現在。テレビ東京の中でも、バラエティ班とドラマ班が一緒になって作品を担当するという、冒険的な主演ドラマ『刑事ダンス』を控えた中村蒼に心境を聞いた。

中村蒼
1991年3月4日生まれ、福岡県出身。寺山修司原作による舞台『田園に死す』で主演デビュー。その後もドラマ、映画、舞台と活躍中。ドラマ『無痛~診える眼~』('15 CX)では先天性無痛症で無毛症の青年という難役に挑む。その他、SPドラマ『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』(15 TBS)、主演映画『東京難民』(14)、映画『トワイライト ささらさや』(14)等に出演するなど、幅広い役どころを演じる。10/22には映画『バースデーカード』が公開、11/11からは主演舞台『さようならば、いざ』(東京芸術劇場シアターイーストほか)がスタートするなど出演作が続々と控えている。 撮影:WATAROCK(西田航)

さまざまな「芸能界あるある」がドラマに

――先日最終回をむかえた『せいせいするほど、愛してる』では"宮様"がかなりの反響でしたが、その大きさをご自身では感じてらっしゃいましたか?

そうですね、Yahoo! の急上昇ワードをスタッフの方が見せてくれて、僕のことを話してくれる人がいるんだなと感じました。宮沢くんはストレートに思いを伝える人間で思いやりもあるけど、物語の前半では自分のペースで強引な感じも出して、最初と最後のギャップをつけられたらいいなと、意識しながら演じていました。

――今度は、刑事でありながらアイドルを演じる、という役になりますが、最初に設定をきいたときや、台本を読んだときの印象は。

面白いなと思いました。テレ東さんならではの、いろんなことに挑戦する枠だと思いますので、ぶつかっていきたいです。

――アイドルグループを演じることになりますが、アイドルとしてイメージする存在はありますか?

メインがピンクの衣装なんですけど、ちょっと昔っぽい雰囲気で、見た目は光GENJI的な感じなんですよね。ただ、芸能界の裏で巻き起こる騒動がメインになるので、アイドルグループを演じる点を特別意識はしていません。色々な"芸能界あるある"をやるんですけど、最近おきた事件をパロティにしたりして、すごく面白いと思います。

――今までの撮影で「このシーンが面白く仕上がりそうだ」と思ったシーンを教えてください。

わかりやすいのは2話でしょうか。僕が、アイドルグループ・デカダンスの一人として、バラエティ番組でひな壇に座るシーンがあります。健康番組で、「最強の医師団」がいるんですけど、長く続けるうちに番組の内容がだんだん変わってしまっていて、医師団が「VTRどうぞ」と言ったりする(笑)。

更にそのなかでMCの人が、ある事件を起こした女性タレントの復活についてインタビューをして……どこかから苦情がこないか、心配もありますね(笑)。無事に12話すべてOAされることを祈っています。