Apple Watch Series 2は、50m防水を実現し、プールや海でのスイミングを計測する機能を備えた。この機能を試すチャンスがやってきた。

というのも、夏のサンフランシスコは冷涼で、気温が20度まで上がればありがたい、という気候。9月の終わりともなると、朝夕の気温は10度を下回る。屋外プールに入るには寒すぎる。室内プールも会員制が多く、気軽に利用できる場所が少なかった。

しかし、秋口に突然気温が上がる「インディアンサマー」と呼ばれる現象がやってきた。最高気温は20度前後から一気に35度へと跳ね上がり、数日たつとまた元に戻る。筆者のアパートには冷房がなく、うだるような暑さを経験していたが、これはチャンス、と屋外のプールへと出かけて、スイミング計測機能を利用できた。

プールスイミングでの計測

オープンウォータースイミングでの計測

Apple Watch Series 2のワークアウトには、プールスイミングに加えて、オープンウォータースイミングというメニューがある。

Appleによると、川や湖、海などで泳ぐ際、GPSを利用して泳いだ距離と場所を記録できるというものだ。遠泳やトライアスロンなどの競技や練習で活用したい人も多いだろう。

つまり、海水などの塩水での利用も想定されている、ということだ。

何でこんなことを気にしたかというと、筆者が訪れた近所のエルサリート市のプールは、サンフランシスコ湾の海の水を引いて利用しているため、プールであっても塩水だったからだ。

海水だと多少ベタつくこともあるため、そのまま風呂に入ったりシャワーを浴びるなどして、Apple Watchからも塩分を取り除いておくと良さそうだ。