パナソニックは27日、テレビドアホン「外でもドアホン」、および「おはなしカメラ」をはじめとするホームネットワークシステム製品群を発表した。ともにスマートフォンと連携する製品で、外出先に居ながらにして来訪者の様子や、留守中の家族、ペットの様子を確認できるのが特徴だ。同日、都内では記者説明会が開催された。

パナソニックは27日、テレビドアホン「外でもドアホン」、および「おはなしカメラ」をはじめとするホームネットワークシステム製品群を発表。記者説明会のゲストは女優の綾瀬はるかさん

外でもドアホン「VL-SWH705KS」は、戸建て住宅のチャイムを鳴らした来訪者の様子を、スマホから確認できる製品。チャイムが鳴るとスマホに通知が届き、来客の様子をスマホ画面で確認できるほか、カメラを通して会話も行える。

例えば、宅配便の配達員が来訪した際には「近くにおりますので、お待ちください」と伝えることで、再配達にならなくてすむ。家で子どもが留守番をしている際の来客にも、外出先から応対できる。なお、センサーライト付き屋外ワイヤレスカメラと連携させれば、ガレージや庭など家の周りをスマホとドアホンの両モニターで確認可能になる。夜中の不審者にも、スマホを使って「警察に通報しますよ」などと呼びかけられるという。

外でもドアホン「VL-SWH705KS」は、チャイムを鳴らした来訪者の様子をスマホから確認できる製品。チャイムが鳴ると、モニターの親機・子機、スマホのモニターに映像が届く

おはなしカメラ「KX-HC500-W」は、玄関先やリビングなどに置いて使用する製品。カメラのセンサーが反応すると、スマホに通知が届く仕様。例えば、子どもが帰宅した様子を外出先のスマホから確認したり、お年寄りやペットの見守り用途でも利用できる。

カメラを通した会話にも対応。呼び出しボタンが付いており、登録したスマホとワンタッチで通信できるため、在宅中の家族と適宜コミュニケーションを図れる。プライバシーに配慮したマイクミュート、プライバシーシャッターも搭載。カメラの角度は自由に変えられる。

おはなしカメラ「KX-HC500-W」は、カメラのセンサーが反応するとスマホに通知が届く。子ども、お年寄り、ペットの見守り用途に向いており、双方向の会話に対応する

発売日、実勢価格は?

テレビドアホン「外でもドアホン」シリーズは、機能に差異のある全6モデルが用意されている。発売日は2017年1月19日を予定。いずれもオープン価格で、推定市場価格は本稿で紹介した「VL-SWH705KS」が97,000円前後、他のモデルは62,000円~97,000円前後となっている。

このほか、おはなしカメラ「KX-HC500-W」は20,000円前後、屋外バッテリーカメラ「KX-HC300S-H」は20,000円前後、LEDセンサーライト「KX-HA100S-H」は7,000円前後、お知らせチャイム「KX-HA200-W」は7,000円前後。こちら4製品の発売日は10月13日となっている。