ソニーの新たな旗艦拠点 - 銀座ショールーム&ストアのオープニング舞台裏

9月24日、ソニー ショールームおよびソニーストア銀座が、東京・銀座のGINZA PLACEビルに移転オープンした。今回、オープン前の準備の様子と、オープン当日に社内関係者で行ったオープニングセレモニーの様子を入手。その内容をお届けする。

既報の通り、ソニー ショールームとソニーストア銀座は、数寄屋橋交差点のソニービル建て替え計画のため、2016年8月28日で営業を終了していた。今回、銀座4丁目交差点に新たにオープンしたGINZA PLACEの、4階～6階までの3フロアに移転する形で出店。

ソニー製品を一堂に展示するとともに、購入前の相談や試用、ソニーストア限定製品をはじめとするソニー製品の購入、そしてセミナーや保守などを通じた購入後のサポートといった、Face to Faceによる一貫した体制を構築。ソニーファンの創造を目指すフラッグシップ拠点と位置づけている。

オープンにあわせて、9月24日の午前9時30分から、ソニー ショールーム/ソニーストア銀座の関係者を対象にしたオープニングセレモニーが行われた。

ソニーマーケティングの河野弘社長は、「昨今では、インターネットだけで情報を収集して製品を購買できるが、ソニー ショールーム/ソニーストア銀座はリアルの場を提供する拠点。こうしたリアルの価値は、きっと、お客様にわかっていただけている」とし、9月23日のプレス向け内覧会と記者会見で「銀座がフラッグシップ店になる」と宣言した。

「ここでは、新しいことや、まだ発売されていない商品を先行展示したり、参考展示したりと、最初に展開できる場所に位置づけていきたい。銀座をお手本にして、大阪、名古屋、福岡のソニーストアがついてくる形になる。皆さんの取り組みが、いろんな人の模範、ロールモデルになるようにしてもらいたい。

今日はオープン初日。過去50年間、数寄屋橋のソニービルでソニー ショールーム/ソニーストア銀座をやってきたが、ここからまた新しい歴史が始まる。プレッシャーがかかっているかもしれないが、みんなで頑張っていこう」(河野弘社長)。

また、ソニーストアを統括するソニーマーケティングジャパン カスタマーマーケティング本部長の浅山隆嗣執行役員は、「今日はオープン初日ということもあり、大変多くのお客様が訪れる。元気よく、笑顔で接客してもらいたい」と呼びかけた。

一方、オープン前のソニー ショールーム/ソニーストア銀座、内装工事の様子についても写真を入手することができた。2016年8月28日の営業終了から、9月24日の移転オープンまでの約1カ月間という短い期間ではあったが、その間、フラッグシップとしての店づくりに向けて、急ピッチで作業が行われ、オープン当日を迎えた。