9月15日から18日まで千葉県・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2016」。最終日の18日、ディースリー・パブリッシャーブースにて『アイドルデスゲームTV』のスペシャルライブイベントが行われ、声優の上間江望、芹澤優、立花理香が登壇した。

左から立花理香、芹澤優、上間江望

『アイドルデスゲームTV』は10月20日に発売予定のPlaystation Vita用ゲームソフト。ディースリー・パブリッシャーが「ニューアイドルプロジェクト」として展開している。本作は、アイドルグループ・プロジェクト47のメンバーたち7人がとある洋館に集められ、生死とセンターをかけたイベント「ドリーム・オブ・ドリーム(D.o.D)に参加する。「D.o.D」はステージごとに用意された審査を突破していき、最後の一人になるまで戦い続けるというもの。各ステージで脱落してしまった最後の一人は、強制的に罰ゲーム「デスライブ」に出演させられる。「デスライブ」では、各アイドルが歌うキャラクターソングをバックに処刑が執行され、ライブの最後には死が待っている。

本イベントに登場したのは、(プロジェクト47内の順位)Dランキング5位・茅ヶ崎千春役の上間江望、Dランキング6位・天王寺彩夏役の芹澤優、そして今回初公開されたDランキング1位・旭川姫役の立花理香、プロデューサーの臼田裕次郎氏。

まずはキャラクターの紹介が行われた。茅ヶ崎千春はプロジェクト47、10期生のルーキー、ポジティブで真っ直ぐで裏表のない正統派アイドル。芹澤は自身が演じる天王寺彩夏について「関西のチーム『TEAM SMILE』のリーダーです。正義感が強くてみんなを引っ張っていくキャラクターだけど、新しく入ってきた千春ちゃんに対してちょいちょいメラメラしています」とキャラクターの説明を一通りしたあとに、「すごく気持ちがわかるんです」と続ける。「私も一応アイドルをやっているんですけど、新しく入ってきて、グイグイ来られると……ちょっと(笑)って。メラメラするところはわかる!」と自身の感情を吐露し、キャラクターとのシンクロぶりを見せた。

また、臼田プロデューサーからの裏話として、「芹澤さんは天王寺彩夏と同じくらい元気で、たまに僕が疲れてしまうくらい勢いがすごい(笑)。『アイドルデスゲームTV』のインターネットラジオに出演されて、締めの挨拶で発売日を言う時に『10月20日"頃"発売です!』と言ったんですよ。収録だったので撮り直したんですけど、まあいっかと」と芹澤の勢いあるエピソードを語った。

そして本イベントで発表された新キャラクター・旭川姫は「1万年に1度の美少女」。立花は「プロジェクト47のアイドルは200人いて、その中で5位だったり6位だったり、新しく入ってきた子にメラメラしたり……下々の話すぎて……ついていけない。姫さんはDランキング1位なんですよ。パーフェクトアイドルです」とキャラクターを憑依させたかのようなサービスコメントを残した。

臼田裕次郎プロデューサー

ここで、『アイドルデスゲームTV』の見どころの一つでもあるデスライブの映像を流すことに。ニコニコ生放送の投票機能を使ってどのアイドルのデスライブを流すかの投票を行ったところ、本日出演している茅ヶ崎千春、天王寺彩夏、旭川姫……ではなく、臼田プロデューサーがチョイスした烏丸理都(CV:西明日香)に決定。

本邦初公開となるデスライブだが、臼田プロデューサーによると「今回、『理都ちゃんを殺す楽しみがなくなったよ』という人もいるかもしれませんが、安心してください。一つじゃありません。今後、情報公開もしませんので、実際にゲームをプレイして確かめてください」とのこと。ちなみに、各キャラクターのキャラクターソングはデスライブ中にしか流れないため、曲を聴きたい場合は、そのキャラクターを殺さなければならないという。

ミニライブコーナーでは、上間が茅ヶ崎千春の「VIVA!オトメ☆」、芹澤が天王寺彩夏の「Gleam Wing」、立花が旭川姫の「Snow lily」、そして3人で本作のテーマソング「ポジティブ☆絶対値」を披露した。

最後の挨拶では、上間が「『アイドルデスゲームTV』はまず最初に千春ちゃんのルートをクリアしないと、ほかのキャラクターにいけません。ぜひみなさん千春ちゃんを愛しながら踏み台にして、かわいがってください!」とアピールし、芹澤が「このゲームはいい曲が多いんですよ。ほかのキャラクターの歌とかも聴きたいじゃないですか。ゲームをプレイしたあとにライブとかやりたくないですか? ということで、みんなでゲームを盛り上げていきたいと思います!」と期待を煽った。そして立花は、「今回、はじめて歌を披露しました。ちょっとでもいいなと思った方は、全キャラクターの曲が聴ける予約特典がありますので、ぜひ予約してください。アイドルが好きな方も、デスゲームが好きな方もお手にとっていただければ嬉しいです」と宣伝を交えながらイベントを締めくくった。

『アイドルデスゲームTV』プロモーションムービー