既報の通り、フィリップス ライティングは9月6日、IoTスマート照明「Philips Hue」シリーズの新製品として、バッテリー内蔵のポータブル照明「Philips Hue Go」(ヒュー ゴー)、テープ型間接照明「Philips Hue ライトリボン プラス」および「ライトリボン プラス エクステンション」を発表、同日販売を開始した。価格はいずれもオープン、推定市場価格はそれぞれ9,800円、11,800円、3,400円(すべて税別)。

発売にあたって、プレス向け発表会とともに、タレントの安田美沙子さんなどのトークセッション、タッチ&トライが開催されたので、その模様をお伝えしよう。まずは、新製品を写真中心で紹介する。

バッテリー内蔵のポータブル照明「Philips Hue Go」。本体サイズはW150×D150×H80mm、パッケージを含む重量は920g

本体底面中央に新設されたボタンでカラーコントロールが可能。1,600万色以上の色調を設定できる

「瞑想」をイメージしたカラー。本体ボタンを押すと、7つのプリセットシーンからゆっくり色が変化する

テープ型照明「Philips Hue ライトリボン プラス」(長さ2m)と「ライトリボン プラス エクステンション」(長さ1m)の組み合せ設置例。最大10mまで延長可能だ

変形は自由自在。裏面は粘着テープで、設置の簡単さをうたう。従来モデルと比較して、2mで1,600ルーメンへと明るさを強化、約13倍の明るさになったという

Philips Hue ライトリボン プラスは長さ2m。裏面は3M製テープが採用され、33cmごとにカット可能だ。ACアダプタ(AC100-20V)は小型タイプ

写真左から、タップスイッチ、ブリッジ(いずれも別売)

ブリッジを使うと、複数のHueシリーズをスマートフォンやタブレットから操作可能。担当者によると、最大50台のHueシリーズを一度にコントロールできるそうだ

iPadを使って、暖かな白色光からキャンドル色へと変化させた様子

同じくiPadを使ってシーンセレクトから、「深海」をイメージした照明へと全体を変更

さらに、iPad画面内の深海に漂うクラゲ部分をタップすると、Philips Hue Goの照明がクラゲと同色へ素早く変化した

なお、iPadの画面上には、つながっている照明機器が数字で表記され、番号部分をドラッグ&ドロップするだけで直感的に操作可能だ

専用アプリの画面イメージ。「やる気を出す」や「本を読む」など、シーンに合わせた照明設定がプリセットされている

「色鉛筆」のシーンセレクト。1,600万色以上の色調設定が可能。Apple HomeKitに対応しており、Siriでの音声コントロールもできる

色調だけでなく、対応する照明個々の明るさも調節可能

「Philips Hue」シリーズ