【レポート】

三井ホームがUSENのオフィス向けBGMで残業時間を削減

1 業務時間内のシーンに合わせてBGMを流す

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職場環境の改善を目指した取り組みとして、音楽を採り入れる方法を提案しているのがUSENだ。2013年2月より「Sound Design for OFFICE」(サウンドデザインフォーオフィス)というサービス名で、オフィスに合った楽曲を選曲・編成したチャンネルを「集中力向上」、「リラックス」、「リフレッシュ」、「気づき」という4機能にカテゴライズ。受付などパブリックスペースだけでなく、ワークスペースでも利用できるBGMとなっている。

「Sound Design for OFFICE」は基本の76チャンネルが、「集中力向上」、「リラックス」、「リフレッシュ」、「気づき」という4機能にカテゴライズ。この他に10チャンネルのパックをセレクトできるため、合計86チャンネルを使用可能なBGMサービスとなっている

USEN 法人営業統括部 オフィスサウンド営業部 部長 齋藤淳氏

「Sound Design for OFFICE」は2013年から提供されているが、USEN 法人営業統括部 オフィスサウンド営業部 部長 齋藤淳氏によれば、オフィス向けBGMをマスキング効果として利用しているケースもあるという。また、ストレスチェックの義務化以降は、職場環境の向上やメンタルケア対策として改めて着目されており、問い合わせ件数が大幅に増えているという。

この「Sound Design for OFFICE」(以下、SDO)を2014年10月から導入しているのが、三井ホームだ。本社が大きく南と北にフロアが分かれている中、まずは南側で採用された。

「80~90人程度が1フロアで働いていますが、『以前は静かすぎて息がつまる』、『会話しづらい』というような意見がありました。そこで、前総務部長が以前のオフィスでBGMを利用して良かったという経験を持つことから導入を検討し、大学教授などが監修したオフィス向けの「SDO」を知りました」と語るのは、三井ホーム 総務部 総務グループ 主任の高橋航介氏だ。

一般のUSENとは違い、オフィスに特化していることが決め手となり、本社では「SDO」をシーンに合せて活用することにした。

三井ホーム 総務部 総務グループ 主任 高橋航介氏

具体的には、朝の始業前にあたる8時15分から始業時間の9時までの45分間には、小鳥のさえずりなどを含むヒーリング効果があるというインストゥルメンタルが流れる。その後の9時から10時の始業後1時間は、さわやかな音楽で雰囲気づくりをする。昼休みにあたる12時から13時は、カフェ風の音楽が流れリラックスを促す、終業に向けた15時から18時は、SDOでしか聞けない集中力アップ効果がある音楽が流れる。

「業務時間内全ての時間に流れるという使い方には抵抗があったので、音楽が流れる時間と流れない時間があるようにタイマー設定を行いました。午後の集中力アップに関しては、開始当初は週に一度だけ利用していましたが、その後毎日利用するようになりました。それ以外は、開始当初から同じ効果のあるチャンネル内で、多少の調整はあるものの、設定に変更はありません」と高橋氏は語る。

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インデックス

目次
(1) 業務時間内のシーンに合わせてBGMを流す
(2) 「ロッキー」を合図に終礼実施で残業時間減を実現
(3) 音で仕事のメリハリ&コミュニケーション活性化を実現


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