お盆が終わり、夏休みは後半に入りました。お盆などの休暇を利用して旅行や帰省にとお金を遣ってしまい、もうレジャーも今更感が漂っているのは大人ばかり。子供は残りの夏休みをより充実させたいと目を輝かせていることでしょう。とはいえ、もうレジャーに使えるお金はそれほど残っていないというご家庭でも楽しめるお得なレジャーをご紹介します。

「お得レジャー」を楽しむコツを紹介

1. 自由研究のチェックとレジャーを組み合わせる

まだ自由研究が終わっていないお子さんもいるかと思います。親がかりなのはあまり良いこととはいえませんが、やはりギリギリになって泣きつかれてもこちらも困りますので、早めに仕上げておくようにしたいものです。

自由研究を安く済ませるコツは前回の記事に書かれていますので、チェックしていただけると良いかとは思いますが、レジャーを絡めるためにはイベントに飛び込むのが楽とも言えます。

例えば、学研の「学研キッズネット」では自由研究ができるイベントを調べることができますので、お住まいの地域から検索をしてみるといいでしょう。

また、意外と穴場なのが住宅展示場です。本来の趣旨とは少し違うかも知れませんが、無料や少ない金額で自由研究イベントを開催していることもありますので、そちらも検討してみていいでしょう。

2. 無料おでかけスポットを利用する

限られたお金で楽しく過ごすためには、できるだけ無料の施設やスポットを利用するのが必須です。とはいえ、情報が少ないとマンネリ化してしまい、子供も「また?」となってしまうでしょう。そんなときは、情報サイトが便利です。

例えば、子供とのおでかけ情報を提供している「いこーよ」では、無料施設の検索やイベント検索、ランキング機能もあって、いく場所に困ることはなさそうです。利用者のコメントも見ることができるので参考にもなります。

3. レジャーチケットを格安で購入する

入場料がかかるレジャー施設は額面通りに払うより、少しでも割り引きを利かせたいところです。これから行こうと考えている施設のHPにクーポンがついていることもあるので、見ておくことをおすすめします。また、レジャーチケットが約半額になる割り引きチケット共同購入サイトなどもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

JTBの「現地観光プラン・レジャーチケット・定期観光バス」のプランでは、入場料のあるチケットの販売をしています。チケットによっては当日入場ができるものもありますので、チェックしておきましょう。受け取り方法は各コンビニの端末かスマホ専用のJTB電子チケットがあります。

また、クレジットカードの中には、提示するだけで施設使用料が割り引きになることがあります。例えば、東京の池袋にある「サンシャイン水族館」ではセゾンカードやUCカードを提示するだけで、大人料金2,000円が1,600円、65歳以上のシニア1,700円が1,360円、小中学生1,000円が800円、幼児(4歳~)700円が560円になります(優待はカード会員本人を含め2名まで)。

上でご紹介したように、お得にレジャーを楽しむ方法はいろいろあります。残りの夏休みも家族と笑顔で過ごしたいものですね。

執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。