生活費の中でも大きな比重を占める食費。食事は毎日のことなので、食費を浪費しているとなかなかお金も貯まりません。一方、浪費ポイントを見つけて使い方を見直すことで、大きな節約ができるのも食費の特徴です。食費を浪費しがちな人の行動パターンやその改善策を挙げていきます。

食費を無駄遣いしがちな行動って?

理想的な食費の割合は?

まず、支出に対して食費の割合がどのくらいが適正なのでしょうか。食費は消費支出のおおよそ15~20%程度に抑えるのが理想的と言われています。家族構成によってはどうしても食費がかさむこともありますが、大幅に超えている場合は、浪費の可能性も……。では、実際に浪費ポイントがないか、確認してみましょう。

食費を無駄遣いしがちな行動4選

1. 自炊をしない
自炊をしないと、やはり食費はかさんでいく傾向にあります。食費を抑えるためには、やはり自炊をするのが一番効果的です。ただ、そうとはわかっていても、一人暮らしや夫婦共働きで仕事が忙しい場合、外食やそうざいを買って済ませる……ということが増えてしまいがち。これらに全く頼らないのは大変ですので、まずはできる範囲で自炊の機会を増やすのがおすすめです。

鍋料理など手抜きできる定番メニューを増やしておくと楽ですし、週末にまとめて作り置きするのもいいでしょう。また、おかずを全て作るのは手間がかかりますので、そうざいを併用したり、食材の宅配サービスなどをうまく利用したりするのもいいですね。

2.余分な買い物やしこう品の買い物が多すぎる
必要な食材以外に、余分な物を買ってしまったり、しこう品の買い物が多すぎてしまったり……という心当たりはないでしょうか。せっかく安いスーパーで買い物をしても、お菓子やアイス、デザート、新商品などを毎回購入すると、積もり積もって食費は高額になっていきます。お酒やコーヒーなどのしこう品、お茶など飲料の買い過ぎや、栄養ドリンクやサプリメントなどを効果に関わらず購入することが習慣になっているという人も多いのではないでしょうか。買い物を見直すだけで、食費は随分抑えられるはずです。

また、デパ地下で高級食材を購入するのが好きな人や、輸入食品店で珍しい調味料などをつい買ってしまうという人も要注意。食費をうまく節約できている人ほどあれこれ買わず、定番食材が決まっているものです。