セガゲームスは8日、都内で行われたメディア向け発表会において、スマートフォン向け新作タイトル『ワールドチェイン』を発表した。配信は2016年秋を予定し、事前登録も開始している。

左から「チェイン」シリーズ 総合プロデューサー・秋山隆利氏、『ワールドチェイン』開発ディレクター・殿崎悟氏、「チェイン」シリーズ 総合ディレクター・松永純氏

『ワールドチェイン』は同社のスマートフォン向けアプリ『チェインクロニクル』(以下、『チェンクロ』)に続く、新たな『チェイン』シリーズとして開発された新作タイトル。発表会では「チェイン」シリーズ 総合ディレクター・松永純氏と、『ワールドチェイン』の開発ディレクター・殿崎悟氏が登壇し、本作の情報を紹介した。

『ワールドチェイン』のタイトルロゴとメインビジュアル

『ワールドチェイン』は、時代を超えた出会いによって絆が結ばれ、物語が広がっていくチェインシナリオRPG。プレーヤーは何者かの手によって「歴史が歪められた世界」の閉鎖された学園都市を舞台に、謎のスマートフォン「チェインドライバー」を駆使し、歴史を修正する「リライター」となって数々の謎に挑んでゆく。

松永氏は「『チェンクロ』は王道ファンタジーだが、本作では歪められた歴史を修正するため、戦国時代やローマ時代などの世界を旅し、さまざまな時代の英雄たちと出会うことになります」と、従来の『チェンクロ』シリーズとは異なる作品であると説明。

また、登場する500名以上の英雄たちすべてに"列伝ストーリー"を用意しており、ゲームが進むと多彩な「リライター」たちと英雄たちのクロスストーリーが楽しめるという。松永氏は「歴史をテーマにしながらも硬いドラマにならないよう、少年少女の成長や、英雄との交流を描いていきたい」と従来シリーズとは異なるポイントを紹介した。

ちなみに戦国時代と三国時代の英雄キャラクターに関しては、同社の人気カード対戦ゲーム『戦国大戦』シリーズや、『三国志大戦』シリーズから登場するとのこと。

本作のバトルシステムは、リアルタイム制の「R・A・D」(リヴァイブ・アクション・ディフェンス)バトルを採用。「リライター」たちが過去の英雄を「リバイブ」(召喚)することで、一定時間その英雄たちをバトルに参加させることが可能だ。

バトルに関しては、オートバトルを実装し、オートバトル中でもキャラをピンポイントで操作できるようなシステムになることも明らかに。殿崎氏は「アクションが苦手な人も気軽にストーリーに集中できるようなシステムにしていきたい」と本作をアピールした。

そのほか、バトルに出撃する際のパーティー編成画面も公開された。本作では「リライター」たちと英雄を組み合わせる、新感覚パーティー構築を実現。また、組み合わせた際の「適合率」も存在しており、キャラクターたちの掛け合わせも楽しめるという。

さらに『ワールドチェイン』の配信に先駆けて、事前登録を開始。事前登録者の人数に応じ、ガチャなどに必要な「Eキューブ」や、激レアSSRキャラ「立花 誾千代(たちばな ぎんちよ)」を配信後にプレゼントされるとのことなので、ダッシュスタートしたい人は、事前登録してみよう。

『ワールドチェイン』は、Android、iOS共に2016年秋に配信予定。

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