すしを手軽に食べられると聞くと回転すしを思い浮かべるが、近頃は"宅配すし"も気軽に食べられるようになっているのをご存じだろうか。宅配すし「銀のさら」の弟分にあたる「すし上等!」では7月21日、宅配すしが800円で楽しめる「11種盛り800」「こはだ800」を発売した。800円が手軽に食べられるのは魅力的だが、気になるクオリティーや量はどうなのだろうか。実際に食べて確かめてみた。

宅配すしが800円で楽しめる!?

「すし上等!」は、「銀のさら」や「釜寅」を展開するライドオン・エクスプレスが運営するカジュアルすしブランド。同社は「おいしいおすしをもっと身近に」というモットーのもと、「銀のさら」のノウハウを流用することで、低価格ですしを宅配することに成功したという。1人前800円で宅配すしが提供できるようになったのは、宅配すし業界初とのこと。

気になるメニューを見てみよう。800円のメニューは、今回発売した2種類と、サーモンやネギトロ手巻きなどが入った「ネギトロ手巻き800」を合わせて3種類だ。まずは新発売の「11種盛り800」から見てみよう。づけまぐろ、合鴨、マグロ、サーモン、炙りサーモン、エビ、イカ、かっぱ巻きなどバラエティー豊かなすしが11種類が入っている。気になる合鴨は、身がしっとりとしており、ほんの少しわさびがきいている。

「11種盛り800」

ネタの一つひとつが大きい

続いての「こはだ800」は、こはだをはじめ、マグロ、ネギトロ、合鴨、甘エビ、イカ、サーモン、鉄火巻などが詰められた。同社によると、光りものを入れることで少し大人なイメージになるよう、詰め合わせたとのこと。

「こはだ800」

身がしまったこはだは、さっぱりとして酢飯とよく合う

最後の「ネギトロ手巻き800」は、マグロやサーモンなどの人気商品に、ネギトロの手巻きすしが加わった一皿。いなりも入っているので、子どもにも人気が出そうだ。

「ネギトロ手巻き800」

驚いたのは、どのすしネタも大きいということ。同社の広報担当によると、「宅配すしは回転すしのように、物足りないときに気軽に追加注文ができません。そのため、一度の注文で満足していただけるように、ネタを一般的な回転すしのものより大きくしております」とのこと。1皿11貫前後だが、十分満足できる量だ。

満足感のあるボリュームだった(写真はづけまぐろ)

手軽にすしを楽しむ選択肢に新たに加わった低価格な宅配すし。電話だけでなくネットでの注文も可能で、注文してから約40分で到着するという。1人分の注文も歓迎しているので、「今すぐにすしが食べたい!」と思ったときに頼んでみてはいかがだろうか。

なお上記の商品は、「板橋ときわ台店」(東京都板橋区)、「東尾久店」「赤羽店」(どちらも東京都北区)、「横浜星川店」(神奈川県横浜市)、「久里浜店」(神奈川県横須賀市)の5店限定での販売となる。

※価格は全て税別