【レビュー】

Radeon RX 480徹底検証 - 2枚のRadeon RX 480は本当にGeForce GTX 1080より早いのか?

1 AMDの主張を確かめる

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何とか公開日にあわせてファーストインプレッションはお届けできたが、完全版をお届けするのに時間が掛かってしまったことをまずお詫びしたい。完全版では約束どおりRadeon RX 480のCrossFire環境を含めての性能評価に加え、7月6日にAMDから発表された電力に関する問題と、その対策として7月8日に公開されたRadeon Software Crimson Edition 16.7.1を利用しての追試も含めている。

構成であるが、まず最初はファーストインプレッションと同じくRadeon Software 16.6.2 Betaを利用しての動作結果一覧をご紹介し、その後に電力問題の考察と16.7.1を利用しての追試(電力以外にいくつかのベンチマークの取り直し)をお届けする形になる。

それではまずRadeon Software 16.6.2 Betaを利用した環境を紹介する。ファーストインプレッションで利用した機材に加えて

AMD Radeon R9 390X:ASUS STRIX-R9390X-DC30C-8GD5-GAMING 実売価格 63,979円(7/14 Amazon調べ)
NVIDIA GeForce GTX 1080:NVIDIA GeForce GTX 1080 Founders Edition

の2枚を追加した。これにRadeon RX 480を2枚利用したCrossFire環境のケースを含めて合計8種類となる。ちなみにCrossFire環境であるが、単純に2枚装着しただけではCrossFireは有効にならない。Crimson SoftwareのRadeon設定を呼び出し、ここのグローバルグラフィックの中でCrossFireをオンにすることで有効となる(Photo01)。

Photo01:ちなみにテストでは明示的にCrossFireが有効になっているか確認するため、"AMD Crossfire Logo"もオンにして実施した

その他の環境はファーストインプレッションに同じである。一応表1にテスト環境をまとめてある。またグラフ中の表記は

  • GTX 970:ASUS STRIX-GTX970-DC20C-4G05
  • GTX 980:ASUS MATRIX-GTX980-P-4G05
  • GTX 1070:NVIDIA GeForce GTX 1070 Founders Edition
  • GTX 1080:NVIDIA GeForce GTX 1080 Founders Edition
  • R9 390:ASUS STRIX-R9390-DC30C-8GD5-GAMING
  • R9 390X:ASUS STRIX-R9390X-DC30C-8GD5-GAMING
  • RX 480:AMD Radeon RX 480 Reference
  • RX 480 CF:AMD Radeon RX 480 Reference×2のCrossFire動作

をそれぞれ利用した場合を示している。各々のテスト手順の紹介はファーストインプレッションの方で行ったので、今回は割愛する。

■今回のテスト環境
CPU Intel Core i7-5930K
M/B ASUS X99-A(BIOS 3101)
Memory Corsair CMK16GX4M2A2666C16(DDR4-2666 CL16 8GB)×4
Video ASUS STRIX-GTX970-DC20C-4G05
ASUS MATRIX-GTX980-P-4G05
NVIDIA GeForce GTX 1070 Reference
NVIDIA GeForce GTX 1080 Reference
ASUS STRIX-R9390-DC30C-8GD5-GAMING
ASUS STRIX-R9390-DC30C-8GD5-GAMING
AMD Radeon RX 480 Reference
GPUドライバ NVIDIA GeForce Driver 368.39 Radeon CRIMSON Driver 16.6.1 Radeon CRIMSON Driver 16.6.2 Beta
Radeon CRIMSON Driver 16.7.1 Beta
Storage Intel SSD520 128GB(System) + WD WD20EARS 2TB(Data)
OS Windows 10 Version 1511(TH2) 64bit 日本語版

なお、CrossFire環境であるが、16.6.2 Betaでは一部問題が生じた。Photo02はHitManの場合の画面サイズの選択なのだが、ご覧の通り何故か1600×900pixelが選べなくなっている。そこでCrossFireに関しては1600×900pixelの代わりに1600×1200pixelを選択して実施した(なおこの問題は16.7.1では解決している)。

Photo02:2560×1440pixelなども選べなくなっており、不便であった。実はこれに限らず結構16.6.2でのCrossFireには問題が多かったのだが、殆どはドライバのバージョンアップで解決している

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インデックス

目次
(1) AMDの主張を確かめる
(2) ベンチマーク結果「3DMark 2.0.2530」
(3) ベンチマーク結果「Ashes of the Singularity」
(4) ベンチマーク結果「BioShock Infinite」
(5) ベンチマーク結果「DIRT Rally」
(6) ベンチマーク結果「Far Cry Primal」
(7) ベンチマーク結果「Grand Theft Auto V」
(8) ベンチマーク結果「Hitman Absolution」
(9) ベンチマーク結果「Metro redux」
(10) ベンチマーク結果「Tom Clancy's The Division」
(11) ベンチマーク結果「Thief」
(12) ベンチマーク結果「Steam VR」
(13) ベンチマーク結果「Basemark CL v1.1」
(14) ベンチマーク結果「ViennaCL 1.7.1」
(15) ベンチマーク結果「Sandra 2016」
(16) ベンチマーク結果「消費電力 & 動作周波数」
(17) ベンチマーク結果「3DMark 2.0.2530」その2
(18) ベンチマーク結果「DIRT Rally」その2
(19) ベンチマーク結果「Far Cry Primal」その2
(20) ベンチマーク結果「Hitman 2016」その2
(21) ベンチマーク結果「Rise of the Tomb Raider」その2
(22) ベンチマーク結果「Tom Clancy's The Division」その2
(23) ベンチマーク結果「消費電力&動作周波数」その2

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