ファッションブランド「sacai」からApple Watch用ストラップ「sacai for Apple Watch」が登場しました。6月8日に伊勢丹新宿店の「Apple Watch at Isetan Shinjuku」で先行発売したものの、同月11日の正式リリースを前にすでに完売。11日から取り扱いを開始したsacai DOVER STREET MARKET GINZAでは一週間以内に完売、南青山のsacaiフラッグシップストアでも7月4日までに完売してしまいました。

sacai for Apple Watch 38mm ゴールドモデル

sacaiは今回のコラボストラップを数量限定のカプセルコレクションとしており、今後の入荷は未定とのこと。今回DOVERで運良く38mmケースのゴールドモデルを入手できたので、店舗の様子と約1カ月間試用したレビューをお届けします!

まずはsacai DOVER STREET MARKET GINZAの模様から。エスカレーターを上がると目の前にApple Watchストラップの専用ディスプレイが広がっていました

キラキラとしたゴージャスなディスプレイに目が奪われます。スマートウォッチというよりジュエリーのような見せ方で気分が上がります! 筆者の他にもおしゃれなカップルたちが複数、足を止めてディスプレイを撮影していました

38mmケースのゴールドモデルを試着。ミラーの前で洋服とのコーディネートをチェックできました。試着テーブルの周りには、これまたおしゃれなファッショニスタカップル(夫婦?)たちがストラップを品定めに来ていました。みなさんの手首にはApple Watchがちらり

お目当ての38mmケースゴールドモデルを無事入手! 価格は35,000円(税抜)。スマートウォッチのストラップとしては高価ですが、sacaiブランドとしては妥当な価格設定かと

アンボックス。箱は通常のsacaiブランドのパッケージと同じく、黒文字のロゴが入った白箱が採用されています。ストラップは衝撃による傷を防ぐため、スポンジにすっぽり収まっていました

手持ちのApple Watchステンレススチールケースにストラップを付け替え、左手首に装着。今回Apple Watchコラボブランドとして初めて、ウォッチフェイスが公式配信されています。このレザーベルト風の文字盤とチェーン風の2種類が無料でダウンロード可能

今回のストラップは、sacaiのコレクションと同じく「ハイブリッド」がテーマ。片側はクロコダイルの型押しがされたブラックのレザーベルト

もう片側は大ぶりのチェーンが腕を華奢に見せてくれます。腕の向きでまったく印象の変わる異素材MIXがとにかくかわいい!

バックルは折り返してぱちんと留めるタイプ。表面にはsacaiのロゴが刻印されています。最初の数回はバックルの小ささに手こずりましたが、今ではすっかり慣れて忙しい朝でもすぐに留められるようになりました

レザーベルト側とチェーン側で印象ががらっと変わります。チェーン側はエレガントでジュエリーのような雰囲気

一方レザーベルト側はメンズライクなデザインなので、マニッシュなファッションにも合いそう。恋人や夫婦で一緒に使ってもいいですね

MacBookローズゴールドモデルと使うとこんなイメージに。改めて見ると、MacBookもApple Watchもいい意味でガジェット感がまるでゼロ。デジタルデバイスがこれだけ普及した今、見た目から入るのも全然ありかと

sacaiのシースルーのトップス&キャミソールで夏コーデ。「レザーベルトの長さをゆるめて使ってもカワイイ」とDOVERのスタッフさんが教えてくれました。ただゆるめすぎるとケースで心拍が取れなくなるので注意

6月~7月にかけて約1カ月使っていますが、デザインにはまったく飽きることなく、むしろ日々愛着が増しています。残念なのは、レザー部分に汗がついてしまうのがどうしても気になるので、これからの季節は出番が少なくなりそうなところ。夏はApple Watch Sportモデルで乗り越えるしかありません(ウーブンナイロンバンドも好きだけど……)。

また今回は運良く希望のモデルが手に入ったものの、想像以上に品切れが早かったのは誤算でした。アップルストアでも取り扱われているApple Watch Hermesは例外ですが、今後ファッションブランドとのコラボモデルは「気に入ったら即買い」を鉄則に動いたほうがよさそうです。