世の中は常に進化している。20年ぐらい前と比較すれば、いや10年ぐらい前からだって凄く進化している……、はずだ。

現在、僕を含めた人々はスマホをごく日常的な道具として使っている。スマホのパイオニアとも言える初代iPhoneの発売は2007年6月29日のこと。だいたい10年前だ。そして、スマホはこの10年で世の中を大きく変えてしまった。先進国ではほとんどの人々に行きわたり完全に日用品化した。

そんな僕たちの前に、これまでの「スマホといえば」という形状に代わり登場してきたのが「ロボット」だ。(えっ? スマートウオッチも出てきたって? それは言わない約束でしょ?)

少し前にシャープから「ロボホン」というロボット型携帯電話が登場した。これは電話機能、モバイル通信機能を持つ製品でコミュニケーション性が高いロボットだ。果たして、このロボットはスマホに代わることができるのか? それとも何か違うものなのだろうか? 仕事に使えるのだろうか? スマホの使用感と比較しながら考えていきたい。

ちょっとアトムっぽいデザインなロボホン

13インチディスプレイのノートパソコンと並べたロボホン

音声入力を待機してもらう

スマホは電源を入れて起動すれば使える。画面がロックされていれば、ボタンを押して、ロックを解除すればいい。これに対して、ロボホンはちょっと違う。

ロボホンがスリープした状態では、目のランプが消えて大人しくしている。「生きてる?」と、聞きたくなるくらい大人しい。

ロボホンは基本音声認識で操作する。そして、この状態でも音声認識機能は動いているので、基本的には呼びかけて起こすことになる。

「ロボホン起きて!」

というと、目のランプがついて、

「はーい、呼んだ?」

などと言ってコマンドを待つスタンバイ状態になる。

ロボホンがどのような状態にあるのかは、目の色で判断することができる。黄色でゆっくり点滅している状態が音声入力を受け付けている状態だ。

黄色は音声入力待機状態

緑色など、黄色以外は何か処理をしていることを表していて、音声入力を受け付けない

背面のタッチ液晶でも操作できる