保存方法をマスターして、日頃の食費節約につなげよう!

■5.肉類
肉類はそのままラップに包んでから保存袋に入れて冷凍庫へ。なるべく薄くのばし、空気が入らないようにラップを密着させると、霜がつかずおいしく保存できますよ。下味をつけてから冷凍すると、解凍したらすぐに料理に使えるだけでなく、味がしみ込んでおいしさもアップ!

塩コショウのほか、酒やみりんなどにつけておくと和風に、スパイスをもみこんでおくと洋風の料理に使えます。使うときは流水に入れながら、あるいは自然解凍します。薄切りの肉なら、凍ったまま料理することもできますよ。

■6.きのこ類
きのこ類は、洗わずそのまま保存袋に入れれば冷凍保存ができます。しいたけは、汚れが気になるときは拭いておきましょう。いしづきを落としておくと収納しやすいですが、ついたままでも問題ありません。えのき・まいたけ・しめじは小房に分けておくと使いやすいです。なめこは袋のままでも冷凍できます。使うときには解凍せず、凍ったまま調理が可能です。

■7.その他
このほか、水分の少ない食材はそのまま保存袋に入れて保存できます。ちりめんやしらすは冷凍するとパラパラになるので、必要な分だけ使えて便利です。桜えび、青のりなどは、夏場に常温のまま置いておくと、変質・変色することがあります。保存袋に入れた状態で冷凍し、新鮮を保ちましょう。

以上7つ。どれも1~2カ月はおいしさをキープできます。上手に活用して、新鮮なまま食材を無駄なく使い切りましょう!

筆者プロフィール:加藤梨里
ファイナンシャルプランナー(CFP)、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 特任助教
保険会社、信託銀行を経て、ファイナンシャルプランナー会社にてマネーのご相談、セミナー講師などを経験。2014年に独立し「マネーステップオフィス」を設立。専門は保険、ライフプラン、節約、資産運用など。大学では健康増進について研究活動を行っており、認知症予防、介護予防の観点からのライフプランの考え方、健康管理を兼ねた家計管理、健康経営に関わるコンサルティングも行う。