6月22日~24日、東京ビッグサイトにて「日本ものづくりワールド 2016 第27回設計・製造ソリューション展(DMS)」が開催されている。

同展では、仏Prodways製3Dプリンタ「ProMaker Pシリーズ」の国内取り扱い開始を発表したばかりのアルテックも出展。同シリーズの実機は展示されていないが、さまざまな出力サンプルを見ることが可能だ。

ProMaker P4000の製品写真

ProMaker Pシリーズはレーザー焼結型の3Dプリンタ。耐熱性に優れるナイロンを用いることができるほか、オープンプラットフォームであるため各種パラメーターを無償提供していることが特徴となっている。パラメーターはユーザーが自由に変更できるため、研究用途などにも適している。アルテックではサイズ、機能が異なる5機種を7月1日より取り扱う予定だ。

ProMaker Pシリーズの出力サンプル

同シリーズは自動車・航空分野などでの活用が見込まれているが、国内に向けては3Dプリンティングを請け負うサービスビューローや研究機関、メーカーのR&D部門に向けて販売していくという。

なお、ProdwaysはProMaker Pシリーズのほかにも、DLP方式の光造形3Dプリンタも製造しており、アルテックでは今後Prodwaysの3Dプリンタ全機種を取り扱う予定だとしている。

アルテックのブースではこのほか、最大1000×800×500mmの造形が可能なストラタシス製Polyjet方式3Dプリンタ「Objet 1000 Plus」の実機も見ることができる。

Objet 1000 Plus