【レビュー】

欲しかった機能を全方位カバー、Astell&Kernのハイレゾプレーヤー「AK300」を試聴

1 13万円のシリーズ末弟プレーヤー

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スマホをプレーヤーに、外出先で音楽を楽しむスタイルが定着してきた。一方で、音楽再生に没頭し、気が付いたらWeb検索や電話もできないほどバッテリーを消耗していたという経験をした方も少なくないと思う。あるいはコンテンツを視聴している時に電話がかかってくるのが嫌なので、スマホをメディアプレーヤーとして使わないという向きもあるだろう。だからこそ音楽再生はスマホに任せずに、専用のポータブルプレーヤーを活用したい。折しも、スマホよりも一段と心地良く音楽を楽しめるハイレゾ対応ポータブルプレーヤーに、いま魅力的な製品が次々と登場している。Astell&Kernの「AK300」も注目すべき新製品のひとつだ。

Astell&Kernのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AK300」。フラッグシップモデルのAK380を継承し、光と影のコンセプトに基づいたデザインを採用。片手持ちでもしっかりとホールドできる

Astell&Kernは、ポータブルプレーヤーのスペシャリストであるiriverの高級ブランドとして誕生後、2012年に初めてハイレゾ再生に対応した「AK100」を発売した。その後もハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの進化を常にリードし続け、2015年に超弩級のフラッグシップモデル「AK380」を発表。贅を尽くした最先端の音楽再生機能や、Hi-Fiオーディオグレードのパーツを惜しみなく搭載している。40万円超のプライスタグを付けた型破りのプレーヤーは、現在も同カテゴリーの頂点に君臨するリファレンスだ。

昨年末にはそのエッセンスを継承する弟機の「AK320」が発売され、今回、3兄弟の末弟としてスタンダードクラスの「AK300」が加わった。スタンダードとはいえ、AK300の実勢価格は税込13万円前後。とてもじゃないが手は出せないという声もあるだろうが、もしわが家でハイレゾを聴くためにスピーカーとアンプ、プレーヤーを一式そろえる費用をシミュレーションしてみてほしい。そのうえ、通勤・通学、あるいは旅行中など外でもいい音が楽しめるメリットを加味すれば、有益な投資と捉えてもいいはずだ。

イタリアンレザーの専用ケースが付属する

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インデックス

目次
(1) 13万円のシリーズ末弟プレーヤー
(2) 高音質のカギはボディ素材
(3) 実際のサウンドは? いざ試聴
(4) さらなる楽しみ方を紹介
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