1月9日より上映中のアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称:キンプリ)の4DX初日舞台あいさつが18日、大阪府・シネプレックス枚方にて開催され、一条シン役・寺島淳太と菱田正和監督が登壇した。

左から菱田正和監督、寺島淳太

菱田監督は本作の舞台あいさつで、北海道・愛知・大阪・福岡・沖縄と日本各地を飛び回っていたが(脚本・青葉譲、絵コンテ・日歩冠星として登場することも)、キャストが関東を飛び出して舞台あいさつに登壇するのは今回が初となる。それだけに感動もひとしおで、寺島は「念願かなった!」と喜び、大阪での食を楽しんだとのこと。

試写会で4DX版を観たときの感想を聞かれた寺島は、「4DX自体が初めてだったので、椅子がこんなに揺れるとは思いませんでした。アトラクションみたいでしたよね。印象的だったのは、ユキノジョウが登場してシンくんがドキっとするシーンで椅子が揺れたことです(笑)。その後にレオくんが飛び込んできたときも椅子がガタガタって揺れて、僕はいま、一条シンを体感していると思いました」と興奮気味に語り、会場を沸かせた。

『キンプリ』4DX版では、「カヅキとアレクのウィンドミルリビテーション」で突風が起こり、「コウジのハチミキッス」で甘い香りが立ち込めるなど、さまざまな特殊効果が用意されている。菱田監督は4DX試写後に、プリズムジャンプ『無限ハグ』のシーンでみんなで無限ハグをしたらいいじゃないかという話をしていたということだが、それについて菱田監督は「できたらいいなと思って言ったのですが、本当にやったら捕まりますよね。裸ですから」とコメント。菱田監督は前々から「無限ハグ」を観客に体感させることにこだわっており、過去行われた舞台あいさつでも「『無限ハグ』のシーンで全裸のおっさんを各席に飛び込ませたい」と語っていた。なので、今後もしかしたら別の形で……という可能性は捨てきれない。

さらに、8月31日に発売する、エーデルローズ新入生たちのソロ曲を収録したアルバム『KING OF PRISM Music Ready Sparking!』の話になり、シンのキャラソンについて寺島は、「僕の予想では元気いっぱいの歌かと思っていたのですが、ちょっと成長して大人になったシンくんというイメージでした。女の子をキュンキュンさせちゃうんじゃないかと……してなかったらごめんなさい!」と期待を煽っていた。

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』Blu-ray/DVDの初回生産特装版&通常版は6月17日より発売中。18日より4DX版が全国の4DXシアターで上映開始。

(C)T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会