【レポート】

飲みのお金、月いくらまでなら使ってOK? - FPに聞いてみた

夏が近づき、冷たいビールがおいしい季節になりましたね。各地ではビアガーデンがオープンして、これから飲みの予定が目白押しという方も多いのでは? とはいえ、お酒を飲むにはそれなりにお金がかかるもの。今回は、飲み代の目安と上手に節約する方法を紹介します。

飲み代を節約するなら、いくらに抑えた方がいいの?

外での飲み会は月1万円までを目安に

総務省の家計調査(2015年)によると、1カ月の外食費の平均は、2人以上の世帯(勤労者)で1万5,440円、単身世帯(34歳以下)で2万1,658円です。外食にはランチやお酒抜きの食事なども含むので、このうち飲み会にかける金額は、おおよそ1万円程度を目安にしたいところです。

外でお酒を飲むと、1回あたりの飲み代は3,000円~5,000円は掛かるので、予算内でやりくりするなら月に2、3回分。飲みの予定はこれくらいを限度にセッティングするのが理想でしょう。

もっと飲むなら「家飲み」で

友人や仕事仲間と囲む飲み会は楽しいものが、何度も行くと出費がかさむので「家飲み」もいいですよね。アサヒグループホールディングスの「家飲み」に関する調査(2015年7月)によると、週2回以上家飲みする人の割合は73.9%。外で飲むよりも費用を抑えられることから、消費税が増税された年には家飲み派が増加する傾向も見られました。

では、家飲みだと費用はどれくらいが理想なのでしょうか。調査によると、1カ月の「家飲み代(お酒の購入代)」が「3,000円未満」という人は41.6%。「3,000~5,000円未満」という人(21.9%)と合わせても全体の6割以上が月に5,000円までで抑えていることがわかります。「2,000円未満」という人も26.3%と、4人に1人を占めています。この金額には、おつまみなどは含まれていませんが、それでも外で飲むよりはお得ですよね。

総務省の調査によると、月でお酒にかける平均金額は2人以上の世帯(勤労者)で3,156円、単身世帯(34歳以下)で1,299円。ここにはお酒を飲まない人も含まれているので、飲みの予算としては、家計からは月に3,000円程度、多くても5,000円程度までで抑えたいものですね。

おすすめの節約方法は?

飲み代を節約するなら、まず手をつけたいのは1回あたりの金額が高い、外での飲み代。お店を予約するときはグルメサイトなどを利用して、クーポンを上手く活用しましょう。例えば、幹事さん1人分無料、18時までの入店なら10%割引、といったサービスを提供しているお店はたくさんあります。

さらにおススメなのは、株主優待券。居酒屋チェーンを展開する企業の株式を持っていると、食事券や割引券をもらえます。保有している株式数によりますが、年間で3,000円分、5,000円分、1万円分などの優待を受けられますよ。

株を持っていないと株主優待券はもらえないのでは? と思うかもしれませんが、実は金券ショップには様々な企業の株主優待券が販売されています。株を持っていなくても株主優待券だけをゲットすることができるのです。お店選びのときに金券ショップに立ち寄ってみるとお目当てのお店の優待券が見つかるかもしれません。お酒がおいしいこの季節、上手に節約して、楽しく飲みたいものですね!

筆者プロフィール:加藤梨里
ファイナンシャルプランナー(CFP)、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 特任助教
保険会社、信託銀行を経て、ファイナンシャルプランナー会社にてマネーのご相談、セミナー講師などを経験。2014年に独立し「マネーステップオフィス」を設立。専門は保険、ライフプラン、節約、資産運用など。大学では健康増進について研究活動を行っており、認知症予防、介護予防の観点からのライフプランの考え方、健康管理を兼ねた家計管理、健康経営に関わるコンサルティングも行う。
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