この連載では、Google検索やGooleの各種サービスを便利に使う小技を紹介していきます。
【バックナンバー】Googleお役立ちテクニック

日本のGDPや東京の人口をすぐに言えますか? 分からないときは、Googleの出番です。今回はGoogleを使って、日本や世界各国のさまざまな指標を知る方法を紹介します。

キーワードの組み合わせで知りたいことをダイレクトに調べる

まずは日本のGDPや東京を調べてみましょう。方法は簡単です。「日本 GDP」と入力するだけです。

最新のものではありませんが、過去からの推移がグラフで表示されるので見やすいです。GDPのグラフは、他国のグラフも表示されるため、比較もしやすいでしょう。もっと新しいデータを表示したいときは、「主なソース」に表示されているリンクをたどってみましょう。グラフの作成元となったサイトが表示されます。

「日本 GDP」で検索した結果

上図の左下「主なソース:世界銀行」をクリックすると、世界銀行のWebサイトが表示されます」

次に人口を調べてみます。「東京 人口」と入力すれば、東京の人口が表示されます。また「東京」の代わりに「神奈川」と入力したり、別の国名を入力しても同じように検索できます。

「東京 人口」で検索した結果

そのほか、「日本 平均寿命」や「日本 出生率」、「日本 CO2排出量」といったキーワードで検索もできます。

「日本 平均寿命」で検索した結果

公共データを検索する

グラフには「もっと見る」が表示されることがあります。これをクリックすると、「Google Public Data Explorer」(以下、Public Data Explorer)が表示されます。

検索結果のグラフで、左下に「もっと見る」が表示されたら、クリックしてみましょう

Public Data Explorerでは、公開されている公共データを元に作成されたグラフが表示できます。世界各国の成長や開発に関連するさまざまな指標がグラフ化されていて、世の中の変化を直感的に把握できます。使い方は、画面左側に表示されているメニューをクリックするだけです。比較項目で比べたい国にチェックを入れると、比較用のグラフが表示されます。

Public Data Explorerで詳細な情報を

グラフ上にカーソルを移動すると、数値が表示されます

グラフの種類を変えることもできます

画面下のバーをドラッグすることで表示する範囲や年度を変更できます