HTCがフラグシップスマホ「HTC 10」に込めた思いとは -ファーストインプレッションレビューも

OSのアップデートは?

玉野社長は質疑応答、および囲み取材にも対応している。販売戦略については「機能面では10点満点を目指し、かつお買い求めいただきやすい価格帯にした。販売国によってバンドルしているオプションが異なる。日本市場向けには、ハイレゾイヤホンとクイックチャージャーを同梱させて”お買い得感”を出した」と説明した。本製品には、急速充電Quick Charge 3.0対応の専用充電器とType-C対応ケーブルが同梱される。約30分で50%の、約90分で100%の充電が完了する仕様だ。

市場ではスマートフォンの販売サイクルが長くなりつつある。これについて聞かれると「お客さまに、できるだけ長く使いたいニーズが出てきている。メーカーとしては、フラッグシップモデルを最高峰の技術で作り上げるなど、できるだけモデル数を絞り込むことが求められてくる」との見方を示した。

そうなると欠かせないのが、OSのアップデート。これについて聞かれると「少なくとも1回はメジャーアップデートに対応させたい」と回答。ただ、すべてのアプリの動作を確認しないとアップデートはリリースできず、キャリアの提供するアプリがあるために困難なケースがあると説明していた。