Thunderbolt 3/U.2対応のX99マザーボード

ASUSの「X99-DELUXE II」は、インタフェースが強化されたX99チップセット搭載マザーボード。従来モデル「X99-DELUXE/U3.1」は、付属カードによりUSB3.1に対応していたが、新モデルではバックパネルに搭載されており、さらにThunderbolt 3対応の拡張カードが付属する。基板上にはU.2ポートも追加。価格は60,000円前後だ。

ASUSの「X99-DELUXE II」。LEDの発光機能「Aura」も追加搭載されている

バックパネルI/Oは盛りだくさん。USB3.1は、タイプAが3個にタイプCが1個

ファンコントロール機能は「Fan Xpert 4」に進化。ファン以外に、水冷ポンプの回転速度の制御も可能になった。3Aまでの強力なファンを駆動できる「High AMP」ファンヘッダも用意されている。またCPU用の電源コネクタは、通常の8ピンに加えて4ピンを追加で搭載。電力供給の負荷を分散して、オーバークロック時でも安定した動作を実現する。

GeForce GTX 1080は恒例の深夜販売に

NVIDIAの新世代GPU「GeForce GTX 1080」を搭載したグラフィックスカードがついに登場、各社より発売が開始された。いずれも「Founders Edition」と呼ばれるリファレンス準拠のモデルで、形状やスペックは同じだ。価格は大体10万円前後。秋葉原では解禁時間となる5月27日(金)の22時より、深夜販売が実施された。

複数のショップで深夜販売が行われた

深夜販売のレポートはコチラ
http://news.mynavi.jp/articles/2016/05/28/1080/

■発売されたGeForce GTX 1080カードの価格
メーカー 型番 価格
ASUS GTX1080-8G 102,500円前後
MSI GeForce GTX 1080 Founders Edition 102,500円前後
GIGABYTE GV-N1080D5X-8GD-B 100,000円前後
ZOTAC ZT-P10800A-10P 101,500円前後
玄人志向 GF-GTX1080-E8GB/FE 99,000円前後
GALAX GF PGTX1080/8GD5 99,800円(BUY MORE)
Inno3D N1080-1DDN-P6DN 101,799円(TSUKUMO eX.)
Palit NEB1080015P2-PG413F 98,820円(ドスパラ)

GeForce GTX 1080は、デスクトップ向けとしては初となるPascal世代のGPU。最新の16nmプロセスで製造されており(従来のMaxwell世代は28nm)、動作クロックは従来から大幅に引き上げられている。GDDR5Xメモリの採用、新型SLIブリッジの採用、VR関連機能の強化なども特徴だ。

Founders Editionは、2スロット厚の外排気クーラーを搭載する

これはPalitの製品だが、カード自体は各社共通で違いは無い

絶対的性能の高さはもちろん、コストパフォーマンスや電力効率の良さも大きな魅力。10万円前後と高価ではあるものの、納得できる価格であり、深夜販売には大勢の自作PCユーザーが集まった。入荷数がかなり少なかったため、購入できなかった人も多かっただろうが、欲しい人は次回以降の入荷情報に注意しよう。

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