そろそろ6月。夏休みの予定が気になってくる季節です。旅行をご検討中の方も多いかもしれませんが、どこへ行くにしてもやっぱりiPhoneは手放せませんよね。もちろん海外でも。
au、ドコモ、ソフトバンクをご使用中の方には、各社から提供されている「海外ローミングサービス」を使って現地のモバイルデータ通信を利用できます。各社とも1日1,980円/2,980円の二段階定額制プランの他、ソフトバンクの「アメリカ放題」やドコモの「海外1dayパケ」など、渡航先などに応じてより安いプランも提供されています。
SIMフリーのiPhoneでMVNOをご使用中の方は、海外用プリペイドSIMが使用できます。プランによっては大手キャリアよりも割安に抑えることが可能。旅行先でSIMを調達・設定するのが不安なら、国内で準備できるキャリアがおススメです。
日本国内で購入できるmineo 海外プリペイドSIM |
とはいっても、どちらも国内よりは割高になるため、使うデータ通信量はなるべく節約したいのが正直なところ。ここでは、可能な限り無駄を省いてデータ通信量を節約する方法をご紹介します。
【基本編】使わないアプリのモバイルデータ通信をオフにする
数あるアプリの中には、開いていない時でもバックグラウンドで情報の更新を行っていることがあります。例えば、ニュース系のアプリが最新ニュースを取得したり、メールアプリが新着メールを自動的にダウンロードする、といった場合です。
日頃はこうした機能も便利でいいのですが、通信量を節約したい時には困りもの。そこで、旅先であまり使わないアプリについては個別にモバイルデータ通信を「オフ」にすることで、ムダな通信量を抑える対策をとりましょう。
【応用編1】「メール」は手動チェックに
iPhoneの「メール」アプリは通常、自動的に新着をチェックする設定になっているため、意外に多く通信量を消費してしまうことがあります。これを手動にすることで、見えない部分で働く通信を防げます。
これで、メールアプリを開いた時だけ新着がチェックされるようになります。
【応用編2】旅先で使いたい地図やガイドはダウンロード
旅行に欠かせないのが行き先の地図やお店の情報。でも、行く先々で使っていては通信量を消費しそう……。そこでお勧めしたいのが、あらかじめ必要な情報を検索・ダウンロードできるアプリです。空港やホテルなどのWi-Fiのある場所で下調べをして、情報をダウンロードして出かけましょう。
Googleマップ
Googleマップでは、表示したエリアのマップをダウンロードしておく機能があります。交通機関や徒歩によるルート検索には通信が必要ですが、その場合も地図の画像を読み込む分を節約できるのでおススメです。
ダウンロードしたマップは下記の手順で削除することができます。
なお、場所によっては地図のダウンロードが許可されていない場合があります(日本国内の地図はダウンロードできません)。
トリップアドバイザー
トリップアドバイザーは世界中のクチコミが集まる旅行情報サービス。ホテルやレストラン、観光地の情報を探して選んで、行きたいスポットや都市の情報をまるごと保存できるから、オフラインでも情報に困りません。