テスト環境の紹介

今回もGeForce GTX 1080のレビューと同様に、"Founders Edition"と呼ばれるカードによるテストとなる。GeForce GTX 10シリーズでは、NVIDIAの設計による"Founders Edition"のほかにグラフィックスカードベンダによるカスタム設計を採用したモデルが用意される。

"Founders Edition"は、これまでの「リファレンス版」を超えるプレミアムな設計を施しているとのことで、高品質の部材による低インピーダンス化に加え、独自の電圧レギュレータなどにより、高いオーバークロック耐性を備えるという。GeForce GTX 1080の発表会では、空冷で2,114MHzまでオーバークロックしたデモが披露されたが、GeForce GTX 1070でも1,900MHzを超えるところまで、クロックを引き上げられるとしている。

基本的な外観はGeForce GTX 1080と変わらない

三角形の凹みが入ったデザインは"Founders Edition"ならではのものという

インタフェースもGeForce GTX 1080と同じ

補助電源は8ピンでTDPは150W

GeForce GTX 1070のGPU-Z

GeForce GTX 1080のGPU-Z

さて、テスト環境の紹介に入りたいが、今回はかなり限られた時間での試用となたため、基本的にGeForce GTX 1080のレビューと同じ環境とし、GeForce GTX 1070のドライバのみ368.19を利用した。テスト内容もGeForce GTX 1080のときとそろえている。

■今回のテスト環境
CPU Intel Core i7-6700K(4.0GGHz)
M/B ASUS Z170-A(Intel Z170)
GPU GeForce GTX 1070
(Founders Edition)
GeForce GTX 1080
(Founders Edition)
GeForce GTX TITAN X
(リファレンス)
GeForce GTX 980 Ti
(STRIX-GTX980TI-DC3OC-6GD5-GAMING)
GeForce GTX 980
(MATRIX-GTX980-P-4GD5)
ドライバ 368.19 GeForce 368.13
メモリ DDR4-2133 8GB×2
Storage Samsung SSD 840 250GB
Power ANTEC TruePower Quattro 1000W 80 PLUS
OS Windows 10 Pro 64bit