東芝製Windowsタブレット「dynaPad N72/V」の新モデルが4月22日に登場した。「dynaPad N72/V」シリーズは、着脱式のキーボードとデジタイザーペンに対応した12型Windowsタブレット。付属の高精度デジタイザーペンで、思いついたアイデアやメモを直感的に入力できるのが特徴だ。

ラインナップは、単体でデータ通信ができるLTE通信モジュール搭載モデルと、近接無線通信技術TransferJetを搭載したモデルの2種類ある。今回は、2016年夏モデルとして初登場したLTEモデルを試すことができたので、その特徴と実際の使い勝手などを紹介していこう。

dynaPad N72/VGP

■主な仕様   [製品名] dynaPad N72/VGP   [CPU] Intel Atom x5-Z8300(1.44GHz)   [メモリ] 4GB   [ストレージ] 約128GB フラッシュメモリ   [光学ドライブ] ―   [グラフィックス] Intel HD Graphics(CPU内蔵)   [ディスプレイ] 12.0型ワイド(1,920×1,280ドット)   [OS] Windows 10 Home 64bit   [店頭価格(税込)] 154,000円前後  

カーボン&プラスチック樹脂の一体型ボディ

4月22日に発売した「dynaPad N72/V」は、出先でも単体でデータ通信が行えるLTE通信モジュールを搭載したLTEモデル「N72/VGP」と、対応機器同士を近づけるだけで動画や写真などを高速転送できる近接無線通信技術TransferJetを搭載した通常モデル「N72/VGQ」の2モデルがラインナップされている。

いずれも、カーボンとプラスチック樹脂の一体成型ボディを採用しており、本体の軽さと剛性の高さの両立を目指している。タブレット本体の薄さは約6.9mmで、質量はわずか579g(LTEモデルの場合。通常モデルは588g)と、12型Windowsタブレットとしては世界最軽量を実現している。付属のキーボードドックを合わせても、質量は990g(LTEモデルは999g)と軽量だ。

本体カラーは、サテンゴールド1色のみでカラバリは用意されていない。このサテンゴールドは、ゴールドと言っても淡い上品な色合いで男性にも女性にも好まれそうな印象。ビジネスでもプライベートでも違和感なく持ち運んで使えそうだ。

本体カラーには、サテンゴールドが採用されている。落ち着いた雰囲気ながら押し付けがましくない華やかさも感じられる