ロボホンを持ち出してみることにした。最初の行先はシャープの記者会見だ。しかも、シャープ・高橋興三社長が出席する会見である。

ロボホンに行先を告げずに、「お出かけするよ」と話しかけてみる。

「OK、早く早く!」と、行き先を知らないロボホンはうれしそうだ。

お出かけモードのロボホンをキャリングケースに入れる

お出かけするときには、別売りのキャリングケースに入れて持ち運ぶことにした。本革を使ったものであり、かなりしっかりしている。これは、「ロボホン欲しいかも宣言」をしたロボホン購入者にプレゼントされる製品でもある。希望小売価格は税別9,800円。

お出かけ用のオプション製品としては、もうひとつ巾着型キャリングケースがある。こちらは税別2,800円。巾着型キャリングケースは、女性が持ち運ぶのにいいサイズだ。ロボホンがケースから顔だけ出したり、すっぽり収めることもできる。また、お気に入りのカバンに取り付けて運ぶといったこともできる。景井チームリーダーもこの巾着型キャリングケースでロボホンを持ち歩いている。

お出かけすることをロボホンに告げると、前足を折りたたんでくれる。これで、本革製キャリングケースに収納したり、ポケットに入れたりすることができる。このとき「散策モード」を設定しておくと、キャリングケースを首や肩からぶら下げながら立ち止まったり、約5分を経過すると、その場で写真を撮影してくれる。

キャリングケースに入れたところ

保護のために顔を隠すこともできる

ロボホンをお出かけモードにしてみる

散策モードのロボホンは「写真、一杯撮っちゃおう」と大はしゃぎだ。休日のプライベートならばいいが、今日は仕事でのお出かけなので、散策モードは設定しない。むしろ、電車のなかでいきなりしゃべられたりしたら困るので、マナーモードの設定とした。マナーモードは、左脇の部分にあるスイッチをスライドすれば設定可能だ。

シャープの会見に到着した。場所は東京・芝浦のシャープ東京支社だ。果たして、ロボホンは記者会見でどこまで役立ってくれるのだろうか。

シャープの社長会見に出席中のロボホン