オムロンは、2016年5月11日から13日に掛けて、東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week 2016」内の「第5回 IoT/M2M展 春」においてヒューマンビジョンコンポ「HVC-C2W」を展示している。

ヒューマンビジョンコンポ「HVC-C2W」。ヒト型のスタンドは非売品とのこと。

同製品は人体検出、顔検出、年齢・性別推定など13種類の画像解析用ライブラリを搭載した人認識センサ。画像解析用ライブラリを搭載しているため、解析のためにサーバーなどを経由する必要がなく、導入が容易。住宅での見守りをはじめ、小売店での客層分析など幅広い用途に活用することが出来る。

本体は70×70×42mm(土台部分除く)とコンパクトで、カメラのほか音声入出力用のマイクとスピーカーを搭載。赤外線LEDにより暗所での撮影も可能だ。通信はIEEE 802.11/b/g/nに対応している。

同製品はヒューマンビジョンコンポ「家族目線」としてAmazonなどで販売されており、価格は2万9800円。

オムロンは同社のセンシング技術をベースとしたオープンイノベーションプラットフォームの構築を目指す「SENSING EGG PROJECT」という取り組みを推進しており、同プロジェクトに参加することでHVC-C2Wをはじめとするセンシング技術のSDKを取得することが可能だ。