カプコンは都内・バトゥール東京で22日、今年で20周年を迎えた「バイオハザード」シリーズの感謝パーティーを開催した。

鈴木史郎(左)、プロデューサー・川田将央氏

イベントでは、シリーズのプロデューサー・川田将央氏が登壇し、新作情報を公開。今回新たに発表されたのは、PS4/Xbox One版の『バイオハザード4』『バイオハザード5』『バイオハザード6』で、どのタイトルも「高解像度化+高フレームレート化などのシンプルな移植で低価格」をコンセプトに、追加DLCや後発機種向けのコンテンツを収録したお得なパッケージとなっている。第1弾となる『バイオハザード6』は3月29日より配信を開始し、第2弾『バイオハザード5』は2016年夏、『バイオハザード4』は2016年秋の配信を予定している。

『バイオハザード6』のゲーム画面

さらに、20周年を記念したアイテムとして、「BIOHAZARD 20thキャンバスアート」を用意。これは20周年を記念したキャンバスアートで、イーカプコンで限定販売される。大型のF6版にはシリアルナンバーが記載され、価格はF6版が13,824円(税込)、F3版が6,264円(税込)、発送は2016年6月ごろを予定している。

また、サバイバルフィールド「九龍 戦闘市街区」とのコラボでは、イベント特別ルールでサバイバルゲームが開催(期間は4月22日~5月22日)されるほか、昨年秋のコラボに引き続き、「BODYMAKER」×「バイオハザード」のスポーツ系アパレル20周年モデル(3,024円/税込)も2016年春に登場する。

そのほか、パイオニア高音質ハイレゾ音源対応ヘッドフォンや、バイオハザード×SIX+ONE コラボキャップ、バイオハザード20th限定ウォッチなど、数多くのコラボ商品が登場予定で、こちらは20周年記念公式サイトにてチェックすることができる。

イベント後半には「バイオハザード」シリーズの大ファンとして知られるフリーアナウンサー・鈴木史郎が登場し、シリーズの思い出を語った。

「一番思い入れのあるシリーズは?」という質問に対して鈴木は、「実はゾンビが大の苦手。なので、ゾンビの姿をしていない『4』がお気に入り」と回答。さらにゲーム好きという一面も持つ加山雄三とCMで初共演した際、「おお。クラウザー!(『4』の強敵)」とあいさつされ意気投合し、撮影がスムーズに行われたというエピソードを披露した。

また、以前に『バイオハザード4』の「マーセナリーズ」モードを極限までプレイし、ハイスコア20万点越え(6万点でプロゲーマーという評価)をたたき出し、『バイオ』ファンをうならせたが、現在もクラウザーでプレイし、毎回160体は殺傷しているという。さらに「300日ぐらいプレイしているので、300日×160体=1年で4万8000体。10年ほど続けているので、約50万体を倒す計算」と"バイオ愛"をさく裂させ、来場者から拍手が送られるひと幕も。

好きなキャラクターとしては、『1』の主人公であるジル・バレンタインや、『2』『4』などに登場するエイダ・ウォンなどの女性キャラをピックアップ。また、「ゲームのせいかわかりませんが、5年生になる孫娘の顔がエイダ・ウォンにソックリになってきた。非常に将来が楽しみ」と孫への愛も止まらない様子。

これまで鈴木は、自身の娘に『1』を誕生日にプレゼントされ、シリーズにハマったことを告白していたが、「『バイオ』以前には『超魔界村』を『なんて奇妙なゲームなんだ!』と思いながら大ハマりした」と当時を振り返り、さらに「『バイオハザード』のクールダウンには、『マリオ』や『どうぶつの森』をプレイしている」とコメントし、ゲームへの熱い思いを語った。

そのほか、『バイオ6』や5月12日に発売予定の『バイオハザード アンブレラコア』が体験できるコーナーや、20周年を記念した特製ケーキが登場するなど、イベントは大いに盛り上がった。

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