日本マクドナルドでは現在、「ホワイトチョコストロベリースムージー」などのホワイトチョコストロベリードリンク3種類を「McCafe by Barista(以下マックカフェ)」併設店舗限定で販売している。「いちごをたっぷりとつかったスムージーなんて、暖かくなってきたこの季節にぴったり!」と思うのだが、同商品は「マックカフェ」限定品。そもそも「マックカフェ」ってどんなところなのだろうか? 実際に行って確かめてきた。

今回訪れた「南砂町店」(東京都江東区)

「McCafe by Barista」のロゴ

バリスタが目の前で入れてくれる本格カフェ

同社によると、「マックカフェ」では通常メニューに加え、専任のバリスタが「本格カフェコーヒー」を提供するコーナーも設置した店舗。全国に88店舗、東京には6店舗あり、それぞれの店舗に独自のトレーニングを受けたバリスタクルーがいる。トレーニングでは、ミルクのフォーミング(泡立て)やバリスタマシンの操作などの専門技術を身につけているとのこと。

「McCafe by Barista」の内観

「McCafe by Barista」の内観

今回ドリンク作成を担当してくれたのは、バリスタクルーの工藤遥音さん。工藤さんは約3カ月のトレーニングをうけ、バリスタとしてドリンクを提供している。早速「カフェラテ」(税込250円~)と「カプチーノ」(税込250円~)を作ってもらった。

バリスタクルーの工藤遥音さん

提供された「カフェラテ」には、ハートが描かれている。かわいい……。トレーニングでは、ラテアートも練習するそうだ。

バリスタクルーはラテアートも練習している

「カフェラテ」(税込250円~)

カプチーノの表面には、ココアパウダーで「マックカフェ」のイニシャル「M」が表現されており、芸が細かい。「マックカフェ」は「マクドナルド」でもあるので、提供するときは"スマイル"も付いてきた。フォーム(泡)は、キメが細かいので口当たりが柔らかく、ココアパウダーと合わさって優しい甘味が感じられる。

「カプチーノ」(税込250円~)

「マクドナルド」でもあるので、提供するときは"スマイル"も付いてきた

フォーム(泡)はキメが細かい

いちごの爽やかな酸味で華やかな気持ちに!

続いて、この期間限定の「ホワイトチョコストロベリースムージー」(税込480円)。果肉感のある2種類のストロベリーソースとミルクを合わせた同商品は、トッピングにホイップクリーム、ストロベリーソース、ホワイトシェイブチョコレートを使用し、見た目も華やか。

「ホワイトチョコストロベリースムージー」(税込480円)

スムージーには、いちごの爽やかな酸味がぎゅっと詰まっていた。上のトッピングは濃厚な甘さで、それだけでも1つのデザートのようだ。冷たさが心地よく、外出するときに持って歩いてきたくなる。同商品のほかに、「ホワイトチョコストロベリーラテ」「アイスホワイトチョコストロベリーラテ」(各390円/税込)も登場。販売期間は、どれも4月中旬を予定している。

上のトッピングだけでデザートのようだ

「マクドナルド」の中にある親しみやすいカフェ

マフィンなどの軽食も販売している

豊富なメニューと専門のバリスタがそろっている「マックカフェ」。なぜ「マックカフェ」単体で出店しないのだろうか。日本マクドナルドの広報担当に聞いたところ、「マックカフェはマクドナルドに来店されるお客さまに対してカフェメニューを提案するために作られたものです。今後もこの方針は変わることはありません。マクドナルドにご家族で来店されて、本格的なコーヒーが飲みたいと思われる方や、友人とゆっくりとした時間を過ごしたい方などのニーズに応えられるのが魅力でもあります」とのことだ。

バリスタクルーの工藤さんは、「マックカフェはお客さまにより近い目線で提供ができる店だと思っております。マクドナルドにあるカフェなので、親しみやすいのかもしれません」と語っている。本格的なカフェだけど、手軽に楽しめる「マックカフェ」。気になる方はぜひ一度訪れてみてほしい。

店舗のいたるところに「マックカフェ」のロゴマークが