【レポート】

LINEニュースに新機能 - LINEの狙いは? ユーザーにはどんなメリットが?

1 5つの取り組みでニュース事業を強化

近藤謙太郎  [2016/03/18]
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LINEは17日、ユーザーとニュースの接点を増やす5つの新たな試みを発表した。数多くのポータルサイトが存在するなか、LINEニュースではどのような特色を打ち出していくのだろうか。また、利用者にはどのようなメリットがあるのだろうか。都内で開催された記者説明会で、担当者がその狙いについて語った。

LINEでは「LINEニュース/ LINEアカウントメディアプラットフォーム」の運営を通じて、ユーザーにニュースを配信している。同社が今回、そのプラットフォームにおいて取り組む新たな試みは、1)パーソナライズ配信機能「FOR YOU」、2)LINEタイムライン最上部へのニュース枠の新設、3)計22メディアの新規参画、4)「友だち限定記事」機能、5)「分析ツールの強化」の5つだ。まずはこの中で、解説が必要なものをピックアップして紹介していこう。

読みたいニュースを配信

パーソナライズ配信機能「FOR YOU」は、LINEユーザーの属性・関心軸を推計して、個人に最適化したニュースをレコメンドするもの。例えばポータルサイトを訪れたとき、関心のない見出しが並んでいたとしたら? 途端に興味はそがれ、ニュースを読む気持ちは萎えてしまうことだろう。FOR YOUは、そうした読者とメディアのミスマッチを未然に防ぐ機能となっている。

LINEユーザーの属性・関心軸を推計して、個人に最適化したニュースを推薦する「FOR YOU」

では、どのようにユーザーの関心軸を推計するのだろうか。同社メディア担当の島村武志氏によれば、使用したスタンプ、利用しているアプリ、興味のあるコンテンツのほか、どんな公式アカウントをフォローしているか、過去にどのような記事を閲覧したか、といった傾向をもとに分析するという。

LINE 上級執行役員 メディア担当の島村武志氏

ここで当然ながら、セキュリティが確保されているのか気になる。何しろユーザーは、友人とのトーク内容はもとより、クレジットカード情報を含むあらゆる個人情報をも、LINEに預けている。記事のレコメンド機能のため、個人の主義・趣向・ステータスが第三者に漏れるようなことがあっては困る。その点、島村氏は個人情報がしっかり守られていることを改めて説明した。例えばLINEのトーク内容をキーワードで抽出して参考にするようなことは、一切ないという。

では実際には、どのような仕組みでニュース記事がレコメンドされるのだろうか。”企業秘密”とのことで詳細はぼかされたが、おそらく(個人が特定できない範囲で)ユーザーには年齢、性別などの属性と、関心のあるメタ情報が順次付与されていくようだ。そのキーワードを組み合わせることで、個々人に最適なニュース記事を導き出しているものと思われる。

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インデックス

目次
(1) 5つの取り組みでニュース事業を強化
(2) ユーザーのメリットは?
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