【ハウツー】

Bluetooth機器側から曲操作できる? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

 

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『Bluetooth機器側から曲操作できる?』という質問に答えます。

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Hi-Fiオーディオとの接続に使われるBluetoothの規格「A2DP」は、Audio/Video Remote Control Profile(AVRCP)という規格とセットで利用されることがあります。このAVRCPは、簡単にいえばリモートコントロール用の規格で、再生操作や楽曲情報の取得を可能にします。曲操作できるかどうかは、AVRCPのサポートの有無によって変わります。

ここでいう曲操作とは、いわゆる曲送り/曲戻しを含む再生指示を指します。Bluetoothオーディオにおいて曲データの伝送に使われるA2DPでも、再生/停止の指示は可能ですが、曲送り/曲戻しには対応していません。つまり、Bluetoothヘッドホンに曲送り/曲戻しボタンが付いている場合、そのヘッドホンはA2DPおよびAVRCPに対応しており、オーディオ再生機もまたA2DP/AVRCPに対応していることを利用の前提にしているといえます。

iPhoneでは、iOS 4.1のときにAVRCPの完全なサポートを実現しました。iOS 4.0までは曲送り/曲戻しができませんでしたが、iOS 9の現在は対応が完全になり問題は解消されています。A2DPおよびAVRCPにサポートしたBluetoothオーディオ機器(ヘッドホンやスピーカー、カーステレオ)であれば、iPhoneに触れることなく曲操作することができます。

ただし、Bluetoothオーディオ機器が対応するAVRCPのバージョンによっては、曲単位での再生指示がうまくいかないことがあります。AVRCP v1.3以降に対応した機器であれば、曲名/アーティスト名やアルバム画像を扱うことができますが、曲を指定して再生指示を出す機能はAVRCP v1.4からです。カーオーディオのように、画面を見て曲単位で選曲する機器の場合、AVRCP v1.3では思うように再生指示できないことがあります。

カーステレオのように曲単位で再生指示を出すBluetoothオーディオ機器の場合、AVRCP v1.4対応がベストです(写真はイメージです)

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