【レポート】

花粉が肌にダメージを与える春先のスキンケアを医師がレクチャー

1 花粉症患者の約7割が「肌状態が悪化する」

栗田智久  [2016/03/15]
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寒暖差が大きい春は肌が不安定になりがち

春は三寒四温と言われるように、寒暖差が大きい季節だ。風邪をひきやすく、肌が不安定になりがちなこの時期は、肌がヒリヒリしたり、カサカサしたりすることが多くなる。これらの症状は肌表面に汗・皮脂のほか、ほこりや花粉、空気中のウイルスや化学物質などの汚れが付着し、肌のリズムがくずれ、敏感になりつつある証拠だ。

今回は南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師に、春のシーズンを快適に過ごすためのスキンケア方法を伺った。

花粉症患者の肌状態とスキンケア方法

資生堂による「花粉症と肌状態に関する調査」によると、花粉症患者の約7割が「花粉症発生時期に肌状態が悪化する」と答えている。だが、花粉症発生時期のスキンケア方法については、約8割が「通常と変わらず行っている」という。服部医師は「肌がデリケートになっているときは、普段よりやさしく肌をいたわりながらスキンケアを行うことが大切です」と指摘する。

肌のキメの奥の「皮溝」は汚れがたまりやすく、そこにほこりや花粉などの汚れが残ったままだと、正常な肌の生まれ変わりを妨げてしまう。トラブルを未然に防ぐためにも、肌に付着した汚れを落とすための洗顔のコツを教えてもらった。

1.手を洗い顔をぬらす

「汚れや花粉が付着している手を清潔にしてから洗顔にとりかかります。まずは、ぬるま湯で顔全体を満遍なくぬらし、表面についた汚れをざっと素洗いしましょう」。

2.たっぷり泡立てる

所定の量の洗顔料やせっけんなどを手にとり、少量の水かぬるま湯を数回に分けて加えながら、逆さにしても落ちないくらいの濃密なしっかりした泡を立てる。泡タイプの洗顔料を使うのも便利だ。

3.泡を転がすように洗う

たっぷりの泡を肌の上で転がすようなイメージで顔全体をやさしく洗う。額や鼻などの脂っぽい部分は指の腹を使って丁寧に洗う一方で、「ゴシゴシとこするのは禁物です」とのこと。

4.しっかりすすぎ拭き取る

「すすぎはぬるま湯の流水で、約1分間を目安に丁寧に洗います。『そろそろいいかな』と思ってから、さらにプラスしてすすぐよう心掛けてください。十分にすすいだら、タオルで顔を押さえるようにやさしく水分を拭きとります」。

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インデックス

目次
(1) 花粉症患者の約7割が「肌状態が悪化する」
(2) 春は冬と同じぐらい乾燥している!
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