【レポート】

無料のオンパレード! 「パセラの森 横浜関内」がさらにホテルを進化させた

瀧澤信秋  [2016/03/15]

ホテルの業態進化が著しい。シティホテルやヒジネスホテルといった伝統的なホテル区分では、カテゴライズできないような施設が近年増加している。筆者はそれらを「進化型ホテル」と呼んでいるが、ついに人気カラオケチェーン「パセラ」の運営会社が手がけるホテルが登場した。横浜の繁華街に登場した「パセラの森 横浜関内」(神奈川県横浜市)をレポートする。

ビルの谷間に森が出現! 「パセラの森 横浜関内」へは関内駅から徒歩約5分

無料のジャブ攻撃にノックダウン

JR/横浜市営地下鉄「関内駅」から伊勢佐木町方面へ徒歩約5分の立地。周囲はイセザキモールをはじめ、飲食店や商業施設が多い繁華街。ゆえにリゾート感あるホテルの存在は際だつ。リゾートとはいっても、自然や静寂とは異なるワクワクする雰囲気。とはいえ水のせせらぎ、たくさんの緑……ビルとビルの間にある森とでも言おうか。静かなリゾートと共通するのは"癒やし"だ。一見バリがテーマではあるが、数多くのホテルを体験してきた評論家にして、一言では形容できないホテルなのだ。

フリードリンクのみならず、アメニティバイキングやアロマのレンタルサービスも全部無料となっている

まず印象的なのは、無料尽くしのジャブ攻撃だ。ロビーのアメニティーバイキング、手作りデザート、ワインまであるドリンクも無料。レンタルのヘアアイロンや美容グッズ、スマホ充電器なども当然無料。BF「ハニトーカフェ」ではサラダからラーメンまである飲み放題(約50種類)のバータイムも無料だ。なんと、駐車場もチェックイン日からチェックアウトした日の23時59分まで無料というから驚く。

夜はアルコールも無料でいただける

無料とはいえ、もちろん宿泊料金に転嫁されている。しかし、リラックスがホテルステイの要素だとすれば、気付かない料金が上乗せされていく累進方式の恐怖から解放されることで、心おきなくホテルを楽しめる。精神的な癒やしの相乗効果に加え、ホテル初心者の若者にも優しいシステムと言えるだろう。

リゾート感あふれる客室でカラオケも

パブリックスペースだけで既におなか一杯といったところだが、もちろん客室もすごい。まず、目にとまるのが大画面テレビ。全室55インチでブルーレイディクスプレイヤーを備える。ここまでくると想定内とも言えるが、一般的なホテルでは1,000円程度かかるVOD(ビデオ・オン・デマンド)も無料だ。持ち込んだDVDやPCを大画面に映すことも可能なので、自前のカラオケもここで楽しめる。

リゾート感たっぷりな客室でゆったりと

1部屋最大6名まで利用できる客室も備えるので、「お泊り女子会パーティー」などにもピッタリ。最上級のプラチナスイートにはサウナやマッサージチェアを配し、スパークリングワインまで入った充実の冷蔵庫内ドリンクが全て無料。露天風呂もある広々オープンエアスペース付きとくれば、まさに都会のリゾートホテル、非日常の極みと言えるだろう。

露天風呂付きの客室も選べる

客室でカラオケは楽しめるものの、残念ながらホテル内にカラオケパセラはない。でも心配ご無用。ホテルから徒歩3分の「PASELA RESORTS」内のカラオケパセラが、ホテル宿泊者価格でお得に楽しめる。この他、PASELA RESORTSには、レストランやダーツバー、ビリヤードなどの施設もあり、ホテル宿泊者価格で一晩中遊べる。各々でエキサイティングなプラン立てができそうだ。

オープンエアスペースのある客室も用意

無料モーニングも感動モノ

無料朝食といえばビジネスホテルがブーム。簡易なものからビュッフェスタイルを採用するチェーンまで数多く、筆者も多くのホテルで体験してきたが、パセラの森の無料モーニングもクオリティーが高い。主食のご飯をはじめ、パンも充実。サラダに焼き物など種類と内容に驚く。ブランド卵でいただく数量限定のTKG(卵かけご飯)がまた美味である。無料でここまでのこだわりなのも魅力的だが、見せ方もそそられるものがある。

朝食ではぜひTKGを! 数量限定なのでお見逃しなく

重ねて言うが、無料とは言え、その分は宿泊料金に転嫁されている。そうであっても、ここまでのサービスができるのは、多様な業態の運営で人気を博する会社が手がけた、独立系ホテルの強みと言えるだろう。

※記事中の情報は2016年3月取材時のもの

筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)

ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。

「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
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