【レビュー】

Xシリーズのスピリットを集約した真のフラッグシップ - 「FUJIFILM X-Pro2」(後編)

1 アナログ操作+デジタル操作の新UIで上手に進化

 
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富士フイルムのミラーレスカメラでフラッグシップとなる「FUJIFILM X-Pro2」、前編ではおもに外観とファインダーを見てきた。今回の後編では、実写を交えながら機能面にスポットを当てよう。

X-Pro2の価格はオープン、推定市場価格は税別199,500円前後の見込み

アナログ操作+デジタル操作の新UIで上手に進化

ファインダーを覗きながら、フォーカスエリアを動かしたいことは多い。Xシリーズに限らず、ミラーレス機では、一度十字キーの下を押すなどしてフォーカスエリア画面にしてから、十字キーでポイントを動かすのが一般的な作法だ。この操作、個人的に煩わしいと思っていた。

X-Pro2はこれも改善。背面にジョイスティック風の「フォーカスレバー」を新設し、ファインダーを覗きながら瞬時にポイントを操作できるようになった。

測距点は、77点(最大273点)まで拡大している(X-Pro1は49点)。だからなおさら、このレバーで容易に素早く操作できるのが便利なのだ。ちなみに、全画面の約40が高速・高精度な像面位相差エリアとなっており、動体撮影時にも心強い。

新設されたフォーカスレバーで、ダイレクトに測距点を移動できる。これは必須とさえ思える便利さ!

測距点数が77点に増え、構図の自由度がさらに広がった

1/4000秒 f2 ISO-200 WB:タングステン
レンズ:XF35mm F2 R WR
フィルムシミュレーション:クラシッククローム

フォーカスレバーを押すとフォーカスエリア画面になり、ダイヤルでフォーカスエリアの大きさをフロント(もしくはリア)のコマンドダイヤルで変更できる。ゾーンAFでは11×7(77エリア)のうち、3×3・5×5・7×7のゾーン表示を選択可能。ワイドとトラッキングAF(コンティニュアス)では、最大18点の多点表示となる。

フォーカスエリア画面では、ゾーンAFの広さを変更できる。左は3×3、右は7×7

1/60秒 f2.8 ISO-400 露出補正:-0.3 WB:マニュアル
レンズ:XF16-55mmF2.8 R LM WR
フィルムシミュレーション:PROVIA STD

そういえば、このフロントコマンドダイヤルも新装備。主に活躍するのは、露出補正だろう。露出補正ダイヤルを「C」位置に合わせると、フロントコマンドダイヤルで露出補正が使えるようになるのだ。これがまた便利!

コマンドダイヤルのほうが指先の軽い力で操作できるし、勢いでカメラが揺れたり構図がずれたりもしない。また、マニュアル撮影時とシャッタースピード優先時には、シャッター速度ダイヤルでは設定できない中間数値を設定することも可能だ。

迅速かつ柔軟な設定操作を可能にする新装備、フロントコマンドダイヤル

露出補正ダイヤルに新しく追加された「C」ポジション。ここに合わせるとフロントコマンドダイヤルで露出補正操作が可能になる

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インデックス

目次
(1) アナログ操作+デジタル操作の新UIで上手に進化
(2) ボタンやキーのカスタマイズ性も高い
(3) 新開発APS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」、新エンジン「X Processor Pro」
(4) すべてにおいて、シリーズの頂点
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